オンライン取引をはじめるにあたって、なじみのない単語を耳にすることがあるでしょう。ストップロスまたはストップ注文もこのひとつではないでしょうか。これは単純に、ある銘柄の価格が特定のレベルに到達した場合に自動で買うまたは売るための注文で、取引を管理するために使います。これは過度の損失に対する備えとしても機能します。
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ストップロス注文は取引に非常に重要なツールです。グローバル市場は昼も夜も動いていて、一人のトレーダーが多様な株式・商品・通貨・指数の複数の取引をフォローすることは事実上不可能です。いくつかの銘柄は非常に流動的で、数時間や、時には数分の間で巨大な価格変動が起こることもあります。ストップロス注文は、投資家の、変化に対する慎重な監視へのニーズに対するソリューションであり、トレーダーが残高を保護するのを助けます。
しかしながら、経験豊富なトレーダーは、ストップロス注文が完璧なソリューションではないことを知っています。ストップロス注文の利用は、慎重に行われなければなりません。なぜならストップロス注文は、決済を急ぎすぎるあまり利益の可能性を制限してしまう可能性もあるからです。
こちらはストップロスの利点と欠点です。
ストップロスの利点
ストップロスの欠点
あなたはストップロスの主な利点の一つを、「マイナス残高」に対する備えとして、口座に追証が発生することを防ぐために使えると、聞いたことがあるかもしれません。これが当てはまるブローカーもあるでしょう。しかしiFOREXでは、このような使い方がされているかどうか、ストップロスが注文されていたかどうかにかかわらず、すべてのお客様に対して、追証なしを法的にお約束しています。iFOREXでの取引では、口座がマイナスに行くことは決してありません。
ストップロスの紹介が終わったので、今度は「利益確定(リミット)注文」と呼ばれる、同様のツールを見てみましょう。利益確定注文では、投資家は、ある銘柄の価格が指定したレートに到達した時点で自動的に取引を決済するよう設定することができます。このツールはストップロスに似た利点があります。ある銘柄の価格が特定のレベルに到達した時点で利益を「ロック」することで、口座のコントロールと複数の取引の管理を容易にします。しかしながら、やはり同様の欠点があります。つまり利益の可能性を制限するのです。このため、利用には慎重になる必要があります。
ひとつの取引にストップロス注文と利益確定注文を同時に設定することができるか?もちろんできます。
ストップロス注文の設定はいたって簡単です。ポジションを立てる際に、「ストップの追加」のオプションが表示されます。金額(その取引で損失を許容できる金額)を選ぶか、または正確なレート(自動的にポジションを決済するレート)を設定するだけです。 利益確定注文追加のために「リミット」を選ぶこともできます。
ストップロス(と利益確定)注文の真の課題は、どのレートを設定するかです。どちらにしても、少し練習すれば、このような自動注文が非常に有用であることがわかるでしょう。
オンライントレーダーの目標は、価格の変化を利用することです。ストップロスと利益確定注文を注意深く利用することによって、ポジションや資金の管理が容易になり、リスクを最小限に抑えて、取引の可能性を最大にすることができるようになります。