先週は後半になって世界同時株安が落ち着き、今日から新しい週、そして明日からは9月が始まる。先週はほとんどなかった主要国の政策金利発表も、今週には複数予定されている。
先週の水曜前後にセリング・クライマックスとなり、後半は株式・為替市場が落ち着いた。木曜夜に発表された米第2四半期GDP改定値が好調だったことも、株式市場を押し上げる効果が多少あったと思われる。
そして週が明けたが、今週はオーストラリアとユーロ圏の政策金利発表があり、また重要な経済指標の発表も控えている。
まず1日の火曜午後1時半には、オーストラリアが政策金利を発表する。現在の政策金利は2%であり、今回は据え置きが予想されている。オーストラリアは今年2月と5月の2回、政策金利を0.25%ずつ引き下げてきた。5月の後は6~8月まで3回連続で据え置いており、今後もしばらくは政策金利を2%のままにするという見通しが高い。また2日水曜の午前10時半にはオーストラリアが第2四半期のGDPを発表し、こちらの数字にも注目される。
水曜の午後9時15分には、アメリカが8月ADP雇用統計を発表。ADP雇用統計は民間企業が発表する雇用統計で、金曜に発表される本番の雇用統計の予想値ともなりえる。8月ADP雇用統計は、20万人増が予想されている。
3日木曜の午後8時45分には、ECBが金融政策を発表する。ただこれまでのところ、政策金利・量的緩和ともこれまでの政策の据え置きが予想されている。ECBは今年春から量的緩和を実施しており、今のところこれ以上の金融緩和を予想する声はない。ただ今月の世界同時株安を見て、何らかの追加措置を出してくる可能性がゼロとは言えない。
そして4日金曜には、午後9時半に米8月雇用統計が発表される。8月雇用統計は今のところ22万人増が予想されており、前月の21万5000人増よりやや多い。
これらの指標は普段なら最重要な要素となるだろうが、今週はそれと同じくらい先週前半までの中国懸念がまた再発しないかどうかがポイントになる。すでに中国だけの問題ではなく、日米欧の株式市場も8月の世界同時株安で地合が大きく変わっている。
今週以降また上昇トレンドに戻れれば良いが、逆に暴落の第2波が来ることもありえる。2012年まで停滞していた日本はともかく、欧米の株式市場は2009年以来すでに6年も上昇トレンドが続いてきた。そろそろ大きな調整が来てもおかしくない時期になっている。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。