株や先物を取引するにあたり、必ず見ることになる「板情報」。技術が年々進歩しているので、各証券会社が提供する板情報閲覧サービスも年々進化している。
現在では株、FX、先物などを取引する場合は、パソコンやスマホなどからインターネットを通して取引する人がほとんどだろう。そしてFXにはないが、株や先物を取引するとほぼ必ず見ることになるのが「板情報」だ。
板情報とは、株なら証券会社で各銘柄のページを開くと見られる注文が並んだ板のようなもののこと。ここで仮に現在5,000円で取引されている株があり、刻み値が1円だったとしよう。
板情報では左側に「売数量」などと書かれた売り注文の列があり、右側には「買数量」などと書かれた買い注文の列がある、そして縦には現在価格の5,000円を中心として、価格の行が上下に広がっている。
基本的に注文の数量が出ているのは左上と右下。つまり現在価格より高い売り注文と、低い買い注文が並んでいる。これらはみな指値注文である。成行注文は場に出ると板に並ばずにすぐに約定する。また現在価格より低い売り注文や、高い買い注文もすぐに約定するので板には出ない。
現在では個人でもネットを通して板情報が見られるのが当たり前になっているが、インターネット普及前は個人投資家は板情報が見られなかった。そしてネット普及直後の2000年代は現在値から上下5本ずつの板情報が一般的だったが、現在では上下10本ずつの証券会社が多くだいぶ進歩した。
そして全ての板情報、いわゆる「フル板情報」が見られるサービスを提供している証券会社も増えてきた。フル板情報とは、現在価格からストップ高あるいはストップ安まで全ての価格帯の注文が見られる板のこと。
フル板情報が見られればその銘柄の売買の様子が全てわかるのだが、システム的にも負担が大きいのでただ口座を開設しただけでは見られない場合がほとんどだ。フル板情報を見たい場合は追加料金を支払う証券会社が多い。
先物取引にも株と同様に板情報があり、今では現在価格から上下10本ずつ表示されるのが一般的となっている。
FXは株や先物と違って単一の取引所によって管理されている市場ではないので、基本的に板情報は見られない。ただしFX業者によっては稀に、その業者が接続している市場の板情報を提供しているケースもある。
さらに最近金融取引としてメジャーになった仮想通貨にも、取引所が提供している板情報がある。ところで日本にいると株、先物などの板情報は普通に口座を開設すれば無料で見られる。しかしアメリカを初め、板情報は基本有料となっていて単に証券会社に口座を開設しただけでは見られない国も多い。
そういった国では無料で見られるのは現在価格だけなので、日本で言えばFXのように現在価格だけを見ながら取引をすることになる。日本は板情報が無料で見られるかなり恵まれた環境になっているのだ。
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