Axie Infinityを初め、プレイして仮想通貨を稼げるゲームが次々出てきている。そして最近になって簡単にゲーム内にビットコインを組み込めるプラットフォームを提供しており、開発企業のZebedeeには日本のゲーム大手スクウェア・エニックスも出資。ゲームと仮想通貨の融合が進んでいる。
世の中に共通点を持つものが2つあると、それらは融合されることがある。典型的な例はテレビとインターネットだ。もちろんこの2つには共通点があると同時に、全く違う点もたくさんある。
しかしどちらも「画面を通してコンテンツを提供する」という共通点があり、その点においてテレビとインターネットは融合が進んできた。今やテレビでNetflixやYouTubeなどのネットコンテンツを見ることは普通になったし、最初からネット接続とNetflixやYouTubeといったコンテンツへのアクセス機能があるテレビも増えた。
あるいは逆に、インターネット回線を通してパソコンやスマホでテレビが見られるようにもなった。
そして最近になって少しずつ融合が進んでいるのが、ゲームと仮想通貨だ。これらはどちらもデジタルの存在という共通点がある。現在ではプレイすることで、ゲーム内通貨ではなく仮想通貨をもらえるゲームが出てきている。
そのようなゲームの1つがフィリピンで人気のAxie Infinity(アクシィ・インフィニティニティ)というゲーム。これはAxieと呼ばれるキャラを育成して他プレイヤーが育てたAxieとバトルなどをするゲームだが、いい結果を出すことでSLPというトークンがもらえ、それを他の仮想通貨に替えて最終的には法定通貨にも替えられる。
Axie Infinityのようなゲームは最近増えているが、そこからさらに進歩してゲーム内にビットコインの受け渡しを組み込めるプラットフォームも最近になって登場した。これはアメリカのZebedee(ゼベディー)という企業が開発したもの。この仕組みを使えば、多くのゲームがゲーム内の報酬としてビットコインを提供できるようになる。
またZebedeeは今週になって投資家から新たに35億ドル(約4,800億円)の資金を調達したと発表したが、出資した企業の中に日本のゲーム大手・スクウェア・エニックスも入っていた。
しかしZebedeeのプラットフォームはゲーム内でビットコインの受け渡しができるようになるだけで、ビットコインを生み出すわけではない。つまりビットコインをゲームの報酬にするとしても、そのビットコインをどこからか調達してこなくてはならない。そのためにはプレイヤーたちに通常のゲームより高い参加費を払ってもらうなどしないと、ビジネスとしては成り立たない。
プレイしてお金が稼げると謳っておきながら、その仕組みが破綻しつつあるゲームにSTEPN(ステップン)がある。STEPNは参加して歩くだけで仮想通貨が稼げるゲームとして発表され、実際にGSTという仮想通貨がもらえた。
しかしGSTのレートは昨年12月のゲーム開始時は1枚=200円程度であり、今年4月末には一旦1,000円まで高騰したものの、その後暴落して7月21日までにはついに10円未満になってしまった。
このように価値が暴落しては、それまでGSTを稼いでいてもあまり意味がない。このように仮想通貨を稼げるゲームも全てが上手くいくとは限らない。
だがともかくZebedeeのプラットフォームに見られるように、どちらもデジタルであるゲームと仮想通貨の親和性は高い。今後も両者の融合は進んでいくだろう。
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