昨年末から世界で爆発的に普及したAI「ChatGPT」の開発元CEOであるサム・アルトマン氏が立ち上げた仮想通貨「Worldcoin」が、24日に正式に始動した。この通貨は名前の通り「世界のコイン」となれるのだろうか。
文章生成AIの「ChatGPT」は昨年末に公開され、すでに世界で数億人のユーザーがいると言われるほどに爆発的に普及した。ChatGPTを開発したのはOpenAIという企業でCEOはサム・アルトマン氏。
そしてアルトマン氏は2020年から仮想通貨のプロジェクトを進めてきたが、その仮想通貨が7月24日になって正式に始動した。通貨名は「Worldcoin(WLD)」で、名前の意味は「世界のコイン」になる。この通貨が世界の共通通貨となることを目指しているようなネーミングだ。
なお同名の「Worldcoin(WDC)」という仮想通貨もすでに存在しておりネットで「Worldcoin」と検索すると出てくるが、シンボルが「WDC」のこの仮想通貨は今回話題になっているサム・アルトマン氏によるものではない。
今回のWorldcoinプロジェクトは他の多くの仮想通貨と同様、「Worldcoin」という名のネットワークを構築し、WLDはネットワークにおける共通通貨として使われる。Worldcoinのコンセプトは「地球上のすべての人間に提供する新しいグローバルデジタル通貨」となっている。
このプロジェクトに参加するためには、専用IDの「World ID」が必要となる。そしてID発行のためには生体認証の1つである虹彩認証を行う必要がある。虹彩認証とは「眼」の虹彩を使って行う認証で、これによって二重登録などを防ぐ目的がある。World IDを取得したものには無料の仮想通貨付与もあるという。
Worldcoinの虹彩認証に使われる機器は独自に開発された「Orb(オーブ)」というもの。Orbは販売されておらず、現在世界各地の主要都市に設置されている。Worldcoinに参加したい場合、Orbの設置場所に行って虹彩認証を行い、World IDを発行してもらう必要がある。
2023年7月現在でOrbが設置されている国は18ヶ国で、日本もその中に入っている。ただし東京に7ヶ所あるだけで、他の都市にはない。7月25日現在の公式サイト情報では、東京都内でOrbが設置されているのは以下の場所。
この5ヶ所以外にも「新宿中央公園」と「桜田門(皇居)」とあるが、これらのどこにOrbが設置されているか正確に掲載されていないので、行くなら上記の5ヶ所の方がいいだろう。
24日の始動と同時にWLDはバイナンスやBybit(バイビット)など海外の大手取引所で売買ができるようになったが、日本の取引所で売買できるところはまだない。
海外取引所でしか扱っていないのでまだ日本人が売買するのは難しいかもしれないが、首都圏在住ならWorld IDの登録に行ってみるのも面白い。
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