昨年11月にFTXが破綻してちょうど1年が経つが、取引所トークンのFTXトークンが先週になって突如数倍にも高騰した。これはFTXが買収を経て業務を再開するのではないかという見通しによる上昇のようだ。
昨年11月にFTXが破綻して仮想通貨業界を震撼させてから、ちょうど1年が過ぎた。破綻直後は仮想通貨市場が急落してビットコインも一時215万円をつけたものの、今年に入って地合は回復。ビットコインのETFがアメリカで承認されるとの期待から最近は570万円をつけた。
FTXの破綻は負債額も巨額でいろいろ処理することが多いため、1年経った今になっても後処理はまだ続いている。しかし今月になって創業者のサム・バンクマンフリード氏が、詐欺やマネーロンダリングなどの疑いで有罪判決を受けた。フリード氏の量刑は来年3月に決められるなど刑事裁判はまだ終わりではないが、有罪判決は1つの大きな区切りとなった。
またFTXにはFTXトークン(FTT)という取引所トークンがある。取引所トークンとは特定の仮想通貨取引所で主に使われる仮想通貨で、バイナンスにはバイナンスコイン(BNB)という取引所トークンがある。
FTXトークンのレートは2019~20年は日本円で数百円程度だった。だが2020年12月頃から上昇を始めた仮想通貨市場とともにFTXトークンも急上昇。ピーク時の2021年9月には9,000円を超えたこともあった。
その後は仮想通貨バブルが崩壊して価格が下がり、2022年11月のFTX破綻直前は3,000円。そして破綻すると1週間で200円まで暴落した。それから現在までの約1年間、FTXのレートは100~300円で推移し、先週の11月8日水曜時点では180円だった。
しかし先週になって米SEC(証券取引委員会)のゲンスラー委員長が、現在FTXを買収しようとしている人々がいることについて意見を聞かれた。
委員長の答えは「誰かが仮想通貨業務に関わりたいというなら、法律の範囲でやればよい」だった。この回答は買収の動きがあることについて否定しておらず、かつ委員長も買収を認めていると受け止められた。
そのためFTXの買収による業務再開見通しが浮上。先週後半にFTXトークンは暴騰して、11日土曜朝方には暴騰前の4倍以上となる800円をつけた。そこで上昇は一旦止まり13日月曜時点では500円付近で推移しているが、まだ先週の暴騰開始前から3倍近い。
FTX破綻後の刑事・民事の手続きは進んでおり、いずれは区切りがつくだろう。そこで買収を希望する者が動いて買収に成功すれば、FTXは業務を再開する見通しが出てくる。そうなったらFTXトークンは800円を超えて上昇していくことも考えられる。
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