NFTやDeFiなどブロックチェーンを利用した新しい概念が次々と生まれている中、今度は「DePIN」が昨年後半から注目されるようになった。
ブロックチェーン技術によっていろいろなものが世界で生まれており、ここ数年だけでもNFTやDeFiなどの新しい技術・概念と、それを表わす新しい言葉が次々登場している。
そのような中、昨年後半から注目されるようになってきたのが「DePIN」だ。DePINとは「Decentralized Physical Infrastructure Network」の略で、日本語では「分散型物理インフラネットワーク」という意味になる。
単なる「インフラ」というと道路、橋、港湾など社会全体で必要な建築物を指すことが多い。しかし「物理インフラ」とはどちらかというとIT面における物理的なインフラ、つまりサーバーなどの機器やケーブルを指す。
DePINとはそのような物理インフラを一元的ではなく分散して管理・運営するという概念であり、またその過程においてブロックチェーンや仮想通貨が利用されているものが多い。
DePIN関連の事業として注目されているものの1つに、「Hivemapper(ハイブマッパー)」がある。Hivemapperはアメリカのサンフランシスコに本社のある企業。社名に「map(地図)」と入っていることからわかるように、現在のところマッピング、つまり世界各国の地図作成を主な事業としている。
そしてその作成方法がユニークでDePINならではのものだ。地図作成は世界各国の参加者によって行われるが、参加したい者はまず専用の車載カメラを購入する。現在は2種類が発売されており、どちらも日本円なら数万~10万円程度で買える。
購入したカメラを自分の車に取り付けて道を運転することで車載カメラにはドライブレコーダーのように映像が記録され、それを送信すると地図作成の材料となる。参加者は映像を送信することで作成できた地図の分量に応じて、独自仮想通貨のHivemapper(HONEY)が報酬としてもらえる。
以上がDePINとしてのHivemapper事業の概要だが、それ以外にも例えば、分散型のファイル保管インフラを運営する「Filecoin(ファイルコイン)」といったDePINサービスもある。
ブロックチェーン技術の発達・普及で、いろいろなものが中央集権型から分散型に移行している。そのため最近では一元管理されていない金融サービスを表わす「DeFi(分散型金融)」や、その中に含まれる「DEX(分散型取引所)」といった、頭に「De」とつく概念が次々出てきている。DePINもそのような新しい概念・キーワードの1つとして、これから普及していく可能性がある。
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