世界各国の金融商品を扱っているアメリカの証券会社・インタラクティブ・ブローカーズが、先週になって東証に内部の管理が不十分だとして処分を言い渡された。
インタラクティブ・ブローカーズとは、普通に株やFXをやっているだけの投資家だとあまり名前を聞いたことがないと思うかもしれない。しかし海外の株や先物などに興味のある投資家にとっては、よく知られている証券会社だ。
インタラクティブ・ブローカーズはアメリカの証券会社で、世界数十ヶ国の株や先物を取り扱っている。だからこの会社に口座を開けば、1つの口座で非常に多数の金融商品に投資ができる。
そして日本の株式も扱っている。これが意味することは、海外居住者で日本の株に投資したいなら、インタラクティブ・ブローカーズ経由で行うことができるのだ。そういった意味でこの証券会社は、国際的な投資をしたい投資家にとってかなり便利な会社として知られている。
しかし先週になって、東証がインタラクティブ・ブローカーズを内部管理体制の不十分さから、2000万円の過怠金と業務改善報告書の提出請求という2つの処分に課すことに決定した。
では内部管理体制の不十分とは、どのような問題だったのか?東証によると、ある日本株銘柄について、銘柄コードが2種類存在するという問題が存在していた。そしてそれぞれの銘柄コードに対する売買高を別々に集計していたというのだ。
また売買の約定時点において、買いの約定と売りの約定を完全に区別していなかったため、それらを合算して売買高を集計するという不備もあった。
そして顧客からの注文について、いわゆる「見せ玉」行為、約定させる意志がないのに市場を誘導するためにだけ注文を出す行為が、散見されていたという。そしてインタラクティブ・ブローカーズはそういった行為を取り締まらずに放置していた。
その他にも日本の株式等の売買取り次ぎ業務にあたって、必要とされる管理体制をきちんと構築していなかったと東証は述べている。以上のような理由から、2000万円の過怠金と業務改善報告書の提出請求という2つの処分が言い渡された。
インタラクティブ・ブローカーズはNASDAQにもすでに上場している大企業だが、本社がアメリカであるだけに管理体制まで日本の基準を満たしていない状態がずっと続いていた。そしてそれが、今回の東証による処分につながったものと思われる。
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