2002年のサッカーW杯日韓大会などで活躍したサッカーの元スーパースター・ロナウジーニョが、母国ブラジルで仮想通貨を利用した詐欺の疑いで捜査の対象になっている。そして議会の公聴会からの召喚を2回無視するなど捜査に非協力的な態度を貫いている。
スポーツ選手は一流選手でも引退後の身の振り方が難しく、中には犯罪や破産といった形で身を崩す選手も多い。
ブラジル出身のサッカーの元スーパースター・ロナウジーニョも、残念ながらそのようなアスリートの仲間入りをしつつあるようだ。ロナウジーニョが日本で最初に大きく注目されたのは、2002年にサッカーW杯が日韓で共同開催された時だった。
この大会は日本で開催されたために他の大会より多くの日本人が観戦した。そしてブラジルが優勝し、その中でロナウジーニョはブラジルチームの一員として優勝に貢献した。
日韓大会当時まだ22歳と若かったため、その後FCバルセロナやACミランといった欧州のトップサッカーチームで活躍。しかし2018年には現役を引退した。
そして現役引退からわずか5年後の現在、彼はブラジルで仮想通貨詐欺事件に関連して捜査を受ける立場になってしまった。この詐欺事件では「18kロナウジーニョ」という彼の名前を冠した事業が問題になっている。
18kロナウジーニョは仮想通貨に投資をすることで、「1日あたり2%の配当を支払う」と約束して投資家から資金を集めていたという。しかし普通に考えてこの配当はメチャクチャな率だ。1日2%なら単利だったとしても単純計算で年間に730%にもなる。このようなハイリターンを安定して出せるファンドなどありえない。
結局18kロナウジーニョは約束していた1日あたり2%の配当を投資家に支払えず、投資家からは6,100万ドル(約89億円)の損害賠償を求めて提訴されている。この事業の実態は、多くの国で禁止されているネズミ講、つまり先の投資家の配当を後から参加した投資家の資金で支払う仕組みだったようだ。
この問題はブラジル政府も重く見ており、ブラジル議会は公聴会を開いてロナウジーニョから話を聞くために召喚した。しかしロナウジーニョは無視して出てこなかったので、今月24日の公聴会で2度目の召喚をした。だが今度も「天候が悪い」などという理由で出てこなかった。
次回は8月31日に3度目の召喚が行われる予定だが、この召喚も無視した場合は警察組織によって強制的に議会に連れて来られる見通しになった。
18kロナウジーニョはロナウジーニョの名前を使っているとはいえ、ロナウジーニョがこの仮想通貨詐欺でどのような役割を果たしたかはまだ明らかになっていない。しかし詐欺の中での役割が明らかになれば、有罪になり刑務所に入る可能性もある。
2020年には破産したとの情報が流れたロナウジーニョは、引退後も波瀾万丈の人生を送っているようだ。
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