仮想通貨と同様にブロックチェーン技術を利用したデジタル資産として「NFT」というものがあり、ここ1~2年で取引が拡大している。今後は仮想通貨と同様メジャーな存在になるかもしれない。
仮想通貨の根幹となる技術にブロックチェーンがあることはよく知られている。そして同じブロックチェーン技術を使用したデジタル資産として、「NFT」というものの人気が最近高まってきている。
NFTとは「Non-Fungible Token」の略語。読み方は「ノン・ファンジブル・トークン」となり、意味としては「代替不可能なトークン」という意味になる。
トークンというと仮想通貨の一種であり、NFTもトークンであることは確か。しかし仮想通貨や他のトークンと違う点は、NFTには独自の識別情報がついている点にある。「代替不可能な」という意味の通り、1つ1つに識別情報がついて他のトークンとは違うものだと区別しているのがNFTの特徴だ。
とはいえそれだけではなぜ人気が高まっているのかわからない。最近広まっているのは、NFTをデジタルの音楽や画像など価値あるものに紐づけて行う取引だ。
インターネット上にある音楽や画像などは、その気になれば誰でもすぐに複製ができる。有名アーティストの音楽や画像でも簡単に複製できるので、著作権問題などを除いてもコピーした音楽や画像を高額で売買する価値はない。
そこでNFTを音楽や画像などに紐づけることで、「これが正真正銘のオリジナル」といういわば証明書的な役割になる。そしてNFTに紐づけられた有名アーティストの音楽や画像などが高額で取引されている。
例えばBeeple(ビープル)という芸名のアーティスト(本名:マイク・ウィンケルマン)は、最近になって自身のアート作品をNFTと紐づけてオークションにかけた。そして落札された金額は6,900万ドル(約75億円)というとてつもない金額だったという。
アートというとやや高尚な響きがしてなじみがないかもしれないが、NFTはもっと身近なトレーディング・カード分野にも使われ始めている。トレーディング・カードはアイドルやゲームといった分野で発行され、ユーザー間で取引もされるものだ。
日本の大手ゲーム会社であるスクウェア・エニックスは、3月17日になって2021年夏にNFT技術を使ったデジタルシールの販売を開始すると発表した。このシールはゲームの「ミリオンアーサー」シリーズをテーマにしたシールになる予定だという。
ゲームなら子どもでも関わる分野なので、NFTとその技術が一般人の生活の中に入り込んでくる日もそう遠くない。今後は仮想通貨と同様にメジャーな存在になるかもしれない。
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