今週は日本やアメリカ、そしてユーロ圏のインフレ指標が発表され、ほぼ予想通りの数字だった。またニュージーランドの政策金利が発表された。新しい材料は比較的少なかった1週間だが、東京株の堅調な地合は続き日経225平均が4万円の大台に接近した。
今週は日本、アメリカ、そしてユーロ圏のインフレ指標が発表された。27日火曜朝には日本の1月消費者物価指数が発表され、生鮮食料品を除いた数字で予想の前年同月比+1.8%に対し発表は+2.0%と予想をやや上回り、約2年ぶりの2%未満までは下がらなかった。
29日木曜にはアメリカの1月個人消費のPCEデフレーターが発表され、予想通りの前年同月比+2.4%だった。また1日金曜にはユーロ圏の2月消費者物価指数が発表され、予想が前年同月比+2.5%、結果が+2.6%で予想をやや上回った。
日米欧のインフレ指標以外に今週発表された主な指標を見ると、28日水曜に発表されたアメリカの第4四半期GDPは予想より0.1ポイント低い前期比年率3.2%増。29日発表のカナダの第4四半期GDPは、予想を0.2ポイント上回る前期比年率1.0%増だった。
また今週は政策金利の発表は少なく、28日にニュージーランドが予想通り5.5%のまま据え置きを発表したのみだった。
株式市場にとって新しい買い材料は少なかった1週間だったが、東京市場の上昇は今週になっても止まらなかった。先週ついにバブル時につけた38,915円の史上最高値を更新した日経225平均は、今週26~27日と小幅続伸して連日の最高値更新。その後28~29日は小幅下落したものの、1日になると744円も暴騰して一時は39,990円と4万円の大台まであと10円に迫った。
結局今週は週足812円高で終わり、2月は月足2,880円高と2ヶ月連続3,000円近い上昇幅で終了。そして1日場中終了後の先物は40,200円台まで上昇して今週を終えた。
一方NY株式市場はあまり動かない1週間だった。ダウ工業平均は26日から1日まで、5日間連続で2桁の小幅なプラスまたはマイナスで終了。週足では44ドルの小幅安だった。
また為替市場を見ると、先月に1ドル=150円をつけた米ドル/円はその後は政府日銀の介入警戒もあり150円付近で足踏み。今週も前半は150円台で小幅な上下に留まっていたが、29日に日銀高官が緩和の出口を示唆する発言をしたことで149円台まで下落。だがその後は植田総裁が今後も緩和を続けるとの発言をしたことなどから反発し、1日はまた150円台に戻って今週を終えた。
そして為替市場では、アメリカでビットコインのETFへの資金流入が続いていることや、半減期が近付いていることなどを材料にビットコインが暴騰。26日日中は770万円台だったレートは、この日夜から約3日間暴騰が続き、円建てでは800万円、さらに900万円を越え一時は1,000万円に接近した。
ビットコインは1日以降は上昇が止まり930万円近くで落ち着いたものの、次はビットコインキャッシュが2日土曜から3日日曜にかけて70%近くも暴騰した。
来週はカナダ、ユーロ圏、ポーランドの政策金利が発表される。またアメリカの2月ADP雇用統計と2月雇用統計の発表がある。材料は多い週になりそうだが、日本の株式市場は材料に関係なく上昇が続き日経4万円をつける可能性が高い。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。