今週は合計で6ヶ国・地域が政策金利を発表する今年最初の政策金利発表ラッシュの週だったが、それらはどれも予想通りの発表内容で波乱はなく無難に終わった。先週まで2週間急上昇が続いた東京株は今週も当初上昇したが、週後半になると調整モードに入った。
今週は合計で6ヶ国・地域が政策金利を発表する今年最初の政策金利発表ラッシュの週だった。
発表された金利を順番に見るとまず23日火曜には日銀が発表し、予想通り政策金利・量的緩和とも全て据え置きだった。なおその後の植田総裁の会見では今後の政策修正の可能性が示唆された。
24日水曜にはカナダの政策金利が発表され、予想通り5%のまま据え置き。25日木曜にはノルウェーが発表し4.5%のまま据え置き。その後はトルコが予想通り2.5%の利上げを発表して、政策金利を45%とした。トルコは昨年6月から合計36.5%もの特大幅の利上げを行ってきたが、声明では今回で打ち止めとなることが示唆された。
25日はその後ユーロ圏の政策金利が発表され、3つある政策金利は全て据え置き。最重要金利は4.5%のまま据え置かれた。最後に南アフリカが発表し予想通り8.25%のまま現状維持だった。
経済指標を見ると25日にはアメリカの2023年第4四半期GDPが発表され、予想の前期比年率2.0%増に対し発表は3.3%増と予想をかなり上回る良好な数字だった。また26日金曜にはアメリカの12月個人消費のPCEデフレーターが発表され、予想通りの前年同期比+2.6%だった。
今月前半は日本の株式市場と比べるとさえない動きが続いていたNY株式市場だが、先週後半から大きく動き出した。先週金曜19日には395ドル上昇した後、週明け22日月曜には続伸して史上初めて38,000ドルを突破。23・24日と小幅に下げたが25・26日はまた上昇して2日連続で最高値を更新。今週は5営業日中3営業日で最高値を更新し、週足では246ドル高だった。
一方先々週・先週と2週続けて急上昇して連日のようにバブル崩壊後の最高値を更新してきた日本の日経225平均は、今週も週明けは先週までの勢いが続いた。週明け22日は583円も上昇してまたも34年ぶりの最高値を更新。さらに翌23日の寄り後には前日終値より400円以上上昇して37,000円に接近した。
しかしそこで地合が変わり、23日はその後急落して前日比マイナスで終了。24日にも300円近く下げ、25日はわずかにプラスで終わったが26日には485円下落。23日の高値から週の終値まで1,000円以上も下がり、調整モードに入った模様だ。
為替市場では米ドル/円は週を通して1ドル=148円を中心とした細かい上下に終始。年明けから先週前半頃までは急激な円安が続いてきたものの、その後は介入警戒もあり円安には動かなくなっている。
先物市場では今週を73ドル付近からスタートした原油の上昇が続き、週の終値は78ドルで約2ヶ月ぶりの高値をつけた。
来週は2月1日木曜未明に今年最初のアメリカの政策金利発表がある。今回は据え置きがほぼ確実だが、今後の利下げについて声明やパウエル議長の会見でどのような言及があるかが注目される。またその他にイギリスやブラジルも政策金利を発表する。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。