世界最大級の仮想通貨取引所であるバイナンスは、昨年11月30日にサクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)を買収し、日本進出の準備を始めた。そして今週26日になって今後のスケジュールを発表、日本居住者がバイナンス本体で取引できるのは今年の11月末までとされた。
昨年11月にFTXが破綻したことで今や世界最大の仮想通貨取引所と言ってもいいバイナンス(Binance)だが、そのビジネスモデルはかなり独特だ。
もともと中国で創業されたバイナンスは、中国で仮想通貨への規制が厳しくなってきたことで中国国外へ移転。しかし特定の国に本社を置かない経営を続け、各国の規制にとらわれない仮想通貨サービスを世界の多くの国の人々に提供してきた。
バイナンスは日本にも仮想通貨交換業者として登録をしていないが、日本居住者の中にはバイナンスに口座を開設している投資家が少なからずいる。それはバイナンスが日本語のサイトを開設していることや、日本語でバイナンスの利用法を解説しているサイトが多いことからも明らかだ。
しかし金融庁はこのような業務をよく思っておらず、2018年3月と21年6月の2回、バイナンスに対して警告を発した。またバイナンス側も2020年1月に「日本居住者に対するサービスを段階的に終了」と発表したことがあるが、その後完全なる終了には至らなかった。
バイナンスも現状を維持する気はなく、昨年11月30日には日本の仮想通貨取引所・サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)を買収した。そしてこの取引所をバイナンス・ジャパンに改名し、今後正式な登録業者として日本で仮想通貨サービスを提供する意図を発表した。
それから半年ほど経った今週26日になり、日本法人移行への今後のスケジュールが発表された。なおバイナンス・ジャパンの業務開始日は「6月以降」とすでに発表されているが、正確な日はまだ出てきていない。
26日に発表された内容では、6月以降にバイナンス本体では日本居住者に対するサービス提供を段階的に終了していく。そして11月末をもって全てのサービスが使えなくなるとのことだ。
また8月1日から11月30日までの4ヶ月間に、バイナンス本体に口座を持つ投資家がバイナンス・ジャパンに口座を移行するための本人確認(KYC)の手続きが行える。
2020年に「日本居住者に対するサービスを段階的に終了」と発表した時は、実際には終了に至らずなし崩し的にサービス提供を継続した。だが今回はバイナンス・ジャパンの業務開始があるので、11月末をもって日本居住者へのサービス終了となる可能性はかなり高い。
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