先週アメリカでゲームストップ株が大暴騰して大騒ぎになった。そして暴騰しただけではなく、スマホ証券会社のロビンフッドが同社の株購入を制限したことでさらに大騒ぎになった。しかしその裏では何が起こっていたのだろうか?
アメリカの株式市場では先週ゲームストップ株が暴騰し、その上28日には一時高値から75%も暴落するなど大乱高下して大騒ぎになった。
ゲームストップとはアメリカのゲーム販売業の会社。NY証券取引所に上場しており、簡単な企業概要はこちらにある。この銘柄が先週になってアメリカの証券市場を揺るがすほど乱高下した。
そして今回大騒ぎになっているのは単に乱高下したからではなく、米スマホ証券会社のロビンフッドが同社の株購入に突然制限をかけたからだ。28日のNY株式市場では、最初は前日までのように暴騰し500ドルに接近。ところがロビンフッドで購入が制限されたことなどを材料に暴落に転じ、高値をつけて1~2時間後には75%以上も安い112ドルまで下がった。
ロビンフッドが購入に制限をかけたのはゲームストップだけではなく、携帯メーカーのノキアなど他の銘柄もあった。そして制限は28日の乱高下の原因になったとして猛批判を浴びた。そのためにロビンフッドはすぐに部分的にだがゲームストップ株の購入制限を解除し、ゲームストップ株はまた300ドルを超える水準まで高騰した。
この措置はアメリカで大きな物議を醸している。ロビンフッドは若者を中心に顧客を増やしており、顧客が多く影響も大きい証券会社が突然特定の銘柄の買いを制限。しかし売りの方は制限しなかった。
これがさまざまな憶測を呼んだ。ネットなどで広がっている意見に、「今回はファンドがゲームストップ株の空売りをして、個人投資家が対抗して大量の買いを入れていた。だからロビンフッドは買いを制限したんだ。優良顧客であるファンドを守り、個人投資家を叩き潰すためにそんなことをしたんだ」というものがある。
こういう見方が出てくるのも不思議ではない。証券市場は魑魅魍魎がうごめく世界で、大手ファンドと特定の証券会社が裏で結託していることも普通にある。だからロビンフッドと空売りファンドが結託しており、ゲームストップ株の件では空売りファンドを守るために買いを制限したなどという憶測も当然出てくるだろう。
しかしそれはあくまく憶測にすぎない。実際はさまざまな事情によって、ロビンフッドは購入を制限せざるを得なかった。その事情はその2で解説する。
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