今年になってから何度もその発言で仮想通貨市場を動かしてきたテスラのイーロン・マスクCEOが、日本時間の4日朝にまたツイッターで発言。この発言を受けて最近回復基調だったビットコインや他の仮想通貨が下げに転じたが、発言の内容はおよそ仮想通貨の相場を動かすとは思えないものだった。
今年になってから何度もその発言によって仮想通貨市場が大きく上下してきた米テスラのイーロン・マスクCEO。もはや仮想通貨の投資家にとっては、またいつ変な発言をして仮想通貨を暴落させるかヒヤヒヤする存在に違いない。
仮想通貨は5月19日と23日に暴落したが、その後は暴落もなく比較的安定推移。そしてここ1週間ほどは回復基調で、ビットコインは400万円を越えてさらに上昇。4日朝には430万円台をつけていた。
しかしマスク氏は日本時間の4日朝にまたツイッター上で問題発言を行った。このツイートは男女が別れ話をしていると思われる画像と、簡単な別れ話の内容があるだけのもの。マスク氏自身の意見などは全く入っていなかった。
だがそこに「#Bitcoin」というビットコインのハッシュタグと、別れを意味する「割れハート」のマークが添付されていた。これが仮想通貨市場の投資家にとっては、マスク氏がビットコインとの「別れ」、つまり自身やテスラが保有しているビットコインを売ることを意味していると受け止められた。
そのためマスク氏の発言後にビットコインや他の仮想通貨が下落。発言前に430万円台だったビットコインは4日の日中から夜にかけて下げが継続。マスク氏の発言後に仮想通貨「トロン」のCEOで億万長者であるジャスティン・サン氏が「私はイーロン・マスク氏が売るビットコインを全て買う」との発言をしたが、下げは止まらず。夜には400万円を割った。
他の仮想通貨も軒並み下落。例えばバイナンスコインはマスク氏の発言前には47,000円台にあったが、発言後下げが続き夜には40,000円に接近した。
これまで何度も起こってきたことだが、マスク氏の発言によって仮想通貨相場が下落したために仮想通貨の投資家の中には怒っている人々も多い。仮想通貨の売りポジションを持っていれば下げで利益になるとはいえ、やはり買いで持っている投資家の方が多い。そして買いポジションを持っていれば4日の下げで損失になる。
1~2月はマスク氏の発言やテスラのビットコイン購入によって仮想通貨相場は押し上げられた。だが5月以降はそれと反対の動きが起こっている。1~2月のようにレートが上昇した時はマスク氏の発言を歓迎した投資家も、今度は発言に怒っている。他人の発言をあてにしてレートの上昇を期待しても、他人はいつも自分の都合のいい発言をしてくれるとは限らないということだ。
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