昨年夏頃に米で申請されずっとSECの審査結果を待っていた複数のビットコインETFが、日本時間の11日朝についに正式に承認。現在申請されていた11銘柄全て承認という結果だった。そしてこの承認の報に対し、仮想通貨市場は予想外の動きを示した。
アメリカでは数年前からビットコインETFが多数申請されてきたが、証券当局であるSEC(証券取引委員会)は全てを「ビットコインは価格形成が不透明」などの理由で却下してきた。
しかし昨年6月には世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコインETFを申請し、複数社がその後に続いた。今回の申請は承認される見通しがかなり高いと期待されながら、承認が出ないまま年を越えた。
また前日である10日朝にはSECのX(Twitter)から「承認される」と発信されたものの、それはアカウントを乗っ取られて発信された偽情報だった。
だが11日朝午前6時過ぎに、今度こそ正式に「SECがビットコインETFを承認した」と発表された。今回はこれまで申請されていた11銘柄のビットコインETFが全て承認された。その11銘柄は、市場別に分けると以下になる。
NYSE(ニューヨーク証券取引所):
グレイスケールビットコイントラスト(GBTC)
ビットワイズビットコインETF(BITB)
ハッシュデックスビットコインETF(DEFI)
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NASDAQ:
iShares ビットコイントラスト(IBIT)
ヴァルキリービットコインファンド(BRRR)
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CBOE BZX取引所:
インヴェスコギャラクシービットコインETF(BTCO)
ヴァンエックビットコイントラスト(HODL)
フィデリティワイズオリジンビットコイントラスト(FBTC)
ARK 21 シェアーズビットコインファンド(ARKB)
ウィズダムツリービットコインファンド(BTCW)
フランクリンビットコインETF(EZBC)
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何点か補足をすると、右括弧の中は銘柄コード。ただし正式な取引開始はこれからになるので、記事時点から正式な取引開始までに変更される可能性があることにご留意願いたい。
一番下のCBOEとはシカゴオプション取引所のことで、本来はオプションの取引所。しかしCBOE BXZは株式などを扱う取引所になる。
また上記・ブラックロックによって申請されたETFは、上から4つ目の「iShares ビットコイントラスト」になる。
そして発表前に670万円付近だったビットコイン価格は、発表後に690万円まで上昇。しかし11日日中には670万円まで戻るなど、ETF承認はすでに織り込み済だったと思わせる動きを見せている。
一方他の仮想通貨は軒並み暴騰した。イーサリアム(ETH)は11日午前0時時点の34万7000円から11日夜までに10%以上上昇して38万5000円に。リップル(XRP)も11日午前0時時点の8万円から11日夜までに10%超上昇して8万9000円に。カルダノ(ADA)は11日午前0時時点の7万2000円から同日夜までに20%も暴騰して8万7000円になった。
ビットコインのETF承認が仮想通貨市場の追い風になったことは間違いないが、当のビットコインより他の仮想通貨が軒並み上昇したのは意外だったかもしれない。
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