今年最大、いや21世紀のこれまで15年間を通して最大規模の上場になると言われる日本郵政グループ3社の株が、11月4日に新規上場となる。そして上場前の公募に応募できるブックビルディングの期間が、来月早々に始まる。
日本郵政グループ3社の株は11月4日に上場が決まり、すでに銘柄コードも決定して上場の準備が進んでいる。各社の銘柄コードを確認すると、持株会社の日本郵政は6178、簡易生命保険事業のかんぽ生命は7181、郵便貯金事業のゆうちょ銀行は7182と、それぞれ決定した。
銘柄コードも決まったので、次はブックビルディングとなる。3社それぞれ順番に見て行くと、まずかんぽ生命は10月8~16日がブックビルディング期間となっている。この期間に、幹事証券会社で個人にも募集をかける会社なら、参加ができる。
現在ブックビルディング期間に提示される仮条件価格は発表されていないが、かんぽ生命の場合想定価格が2,150円と見られている。そして売買単位は100株なので、一口購入するためには21万5000円前後が必要になる。
売出株数は6600万株で、うち国内売出は5280万株になる。つまり52万8000口が公募されることになるわけだ。日本郵政グループ3社すべてに言えるが、とにかく売出株数が極めて多い。もちろん全てが個人向けに売り出されるわけではないが、数が多ければ個人でもIPOが当たるチャンスは十分にある。
次にゆうちょ銀行は、ブックビルディング期間がかんぽ生命と同じ10月8~16日。現在のところ想定価格は1,400円と見られているので、一口100株の購入に14万円程度が必要になる。
こちらは売出株数がかなり半端で、売出全体が4億1244万2300株。国内売出が、3億2995万3800株。口数で言うと約330万口が売りに出される。
最後に持株会社の日本郵政だが、これは3社の中で最も規模が大きい。したがって、ブックビルディング期間が10月8~23日と長めに設定されている。現在の想定価格は1,350円なので、一口100株の購入には13万5000円程度が必要になる。
日本郵政は売出株数も一番多く、売出全体で4億9000万株。国内売出は3億9600万株となっている。
以上が現在出ている日本郵政グループ3社の公募の情報だ。全体的な見通しを言うと、日本郵政グループ関連株は超大型上場で、新興市場の株のように初値が公募価格の2倍程度になる可能性はあまり高くない。昔、超大型上場のNTT株が上昇して話題になったことがあったが、あれはバブル前後の時代なので今とは全く状況が違う。
また株式市場全体の地合も気になる。8月の世界同時株安以来、国内株式市場は日経225平均も17,000~18,000円台でくすぶっており、地合そのものが良いとは言えない。地合が悪い時は、当然IPOも高い初値はつかない。これらの要因を全て考えて、日本郵政グループの公募に応募するかどうかを決めたい。
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