19日午前4時に米FOMCが政策金利を発表し、同日正午頃には日銀が発表する。19日はその他にも英など複数の国の政策金利発表が予定されており、今年最後の政策金利発表ラッシュの日となる。
19日の午前4時に、アメリカのFOMCが政策金利を発表する。そして同日正午頃には日銀が発表し、さらに同じ日の夕方から夜にかけてイギリスなど複数の国が発表。19日は毎年恒例の年末の政策金利発表ラッシュの日となる。
その中でも最も重要で注目度が高いのは、間違いなくアメリカの政策金利発表であろう。今回は0.25%の利下げが予想されており、予想通りならアメリカの政策金利は発表後に4.25~4.5%となる。
アメリカはインフレ抑制のために2022年から23年7月までハイペースで利上げを行ってきた。その後インフレが落ち着いてきたため利上げを停止し、当初は今年3月頃から利下げサイクルに入ると予想されていた。
しかしインフレ率の低下速度が減速してきたために利下げはかなり遅れて9月にようやく開始。9月は0.5%の大幅利下げを発表し、続く11月には0.25%の追加利下げを行った。
今週のFOMCで利下げが発表されれば3会合連続となる。利下げはほぼ既定事項となっており据え置き発表の確率は低く、焦点は来年以降の利下げ見通しがどうなるかに移っている。
今回は年4回のFOMCによるドットチャート発表の回となる。ドットチャートとは、参加者約19名による今後3年間の年末時点と、長期的な金利予想を点(ドット)で表してチャートにしたもの。将来的な米政策金利予想図として市場で広く参考にされている。
ドットチャートや金利と同時に発表される声明、そして発表後のパウエル議長の会見で、2025年の利下げ見通しについてどのような形で言及されるかが今回の最大の注目材料となる。
来年1月からトランプ政権が発足するが、トランプ氏が掲げている政策は減税の延長、中国など他国への高率の追加関税、そして不法移民の大規模強制送還など、どれもインフレを再燃される可能性の高いものばかりだ。
そのため来年以降はインフレ率が再度高まり、FRBは利下げを現在のペースで続けることは難しくなると見る者が増えている。状況次第では利下げを停止するという選択肢もありえる。
そのあたりをFOMCの参加者たちがどう考えているかが、19日未明の発表後に明らかになる。そして発表内容次第では株や為替市場が大きく動くことになるだろう。
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