昨年1月から採用された新しい株式指数・JPX日経400指数(以下、「JPX400」)が、もうすぐ2回目の銘柄入れ替えとなる。運用開始以来だんだんと注目度が高まっているこの指数だけに、採用された銘柄にとってはチャンスになりうる。
JPX400は、既存の株式指数の欠点をカバーする新しい指数として、昨年1月から運用が開始された。日本の株式市場でこれまで使われてきた主な株式指数は、新興市場用のものを除けば日経平均とTOPIXの2種類がある。しかしどちらも時代の変化とともに欠点が指摘されるようになってきた。
日経平均は特定の225銘柄から計算される指数であるので、それらの銘柄の値動きによって決まる。しかし225銘柄の計算におけるウェイト(寄与度)は均等ではなく、ユニクロ(ファーストリテイリング)など株価が高い銘柄の寄与度が極めて高い。そのためユニクロ株の動向に大きく左右される。
TOPIXは東証1部の全銘柄の時価総額から計算されるが、これも時価総額の大きい銘柄によって左右されやすい性質を持っている。このような欠点を持たない新しい株式指数として、JPX400が考案された。
JPX400はその名が示す通り400銘柄から構成される。そして毎年8月に銘柄の入れ替えが行われ、去年8月には31銘柄が入れ替えられた。今年8月には2回目が行われる。去年8月時の採用銘柄のうちスターバックスは今年3月で上場廃止となったため、現在は実質的に399銘柄で運用されている。
今回の入れ替え銘柄は8月7日にすでに発表され、8月31日に入れ替えが実施される。今回除外が発表されたのは42銘柄で、新規採用となったのは43銘柄だった。入れ替えられる銘柄は以下の通り。
新規採用銘柄43種:大林組、清水建設、三井住友建設、ミクシィ、日本M&Aセンター、クックパッド、綜合警備保障、プレサンスコーポレーション、ネクソン、大王製紙、住友化学、日油、コーセー、日本ガイシ、神戸製鋼所、三和ホールディングス、三協立山、イーグル工業、日本電気、国立国際電気、アルプス電気、日本航空電子工業、エンプラス、東海理化電機製作所、日本精機、トプコン、オリンパス、パイロットコーポレーション、ヤマハ、東京エレクトロン、セイコーホールディングス、日本瓦斯、ヤオコー、SBIホールディングス、ジャフコ、損保ジャパン日本興亜ホールディングス、カブドットコム証券、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、東京建物、スターツコーポレーション、南海電気鉄道、日本郵船、カナモト
除外銘柄42種:東芝プラントシステム、日清製粉グループ本社、アコーディア・ゴルフ、日本マクドナルド・ホールディングス、パル、インターネットイニシアティブ、昭和電工、東亞合成、日本触媒、東洋インキSCホールディングス、もしもしホットライン、東燃ゼネラル石油、出光興産、JXホールディングス、鬼怒川ゴム工業、日本電気硝子、ニチアス、大同特殊鋼、日本製鋼所、LIXILグループ、ジーテクト、栗田工業、SANKYO、東芝、ジーエス・ユアサコーポレーション、カヤバ工業、大同メタル工業、エフ・シー・シー、三菱食品、エフピコ、山善、コメリ、ユニーグループ・ホールディングス、Jトラスト、アイフル、リコーソース、日立物流、上組、コナミ、ヤマダ電機、王将フードサービス、アーク素
JPX400への採用・除外が即株価に反映されるとは限らないが、採用された銘柄はそれなりに業績が良い企業であるのは確かと言える。
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