29日のNY株式市場終了後に、Googleの親会社であるアルファベットが7~9月期決算を発表。増収増益で売上高・純利益ともに過去最高を更新する良好な内容だった。良好な決算を受けて発表後のNY株式市場で同社の株は上昇している。
29日のNY株式市場終了後(日本時間30日早朝)に、Googleの親会社であるアルファベット(銘柄コード:GOOGL)が7~9月期の決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の767億ドル(現在のレートで約11兆6500億円、以下同じ)から15%増の882億7000万ドル(約13兆4000億円)で、市場予想の863億ドル(約13兆1000億円)を上回った。
純利益は前年同期の197億ドル(約3兆円)から33%増の263億ドル(約4兆円)。EPS(1株あたりの利益)は2.12ドルで、市場予想の1.84ドルを上回った。
これで今期のアルファベットの決算は、売上高・純利益とも過去最高を更新の良好な結果となった。
部門別に見ると、Google検索部門が前年同期比12%増の494億ドル(約7兆5000億円)で、全売上高の56%を占めた。YouTube部門は前年同期比12%増の89億ドル(約1兆3500億円)、Googleネットワーク部門は前年同期比1.5%減の75億5000万ドル(約1兆1500億円)と減益、Googleサブスクリプション部門は前年同期比28%増の106億5000万ドル(約1兆6200億円)。
そしてGoogle関連部門合計では前年同期比12.5%増の765億ドル(約11兆6000億円)で、全売上高の87%を占めた。それ以外ではクラウド部門が前年同期比35%増の113億5000万ドル(約1兆7200億円)と好調だった。
今期もまた、クラウド部門の伸びがGoogle関連部門を大きく上回っている。2023年からAIが世界的ブームになり、そのブームを受けてクラウド部門は引き続き堅調な事業が続いていると見られる。
ピチャイCEOは会見でAI投資を含めた7~9月期の設備投資が前年同期比62%増の130億ドル(約2兆円)であったと述べ、10~12月期もほぼ同額になるとの見通しも述べていた。
前日を169.68ドルで終えていた同社の株は、好調な決算を受けて日本時間30日日中の時間外NY株式市場で5%以上上昇。そして同日夜にNY株式市場が始まると180ドルを超えて上昇率も6%以上で推移している。
今週はこれからマイクロソフト(銘柄コード:MSFT)、メタ(銘柄コード:META)、アップル(銘柄コード:AAPL)、そしてAmazon(銘柄コード:AMZN)と巨大IT企業が立て続けに7~9月期決算を発表する。アルファベットに続いていい数字が出せるかどうかが注目される。
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