アメリカのネット検索大手・Googleが、現地時間の16日夕方に第2四半期(4~6月期)決算を発表。この決算内容が予想を上回ったため、17日のNY株式市場でGoogle株は前日より16%高という過去最大の暴騰を見せた。
最初に確認しておくと、Googleの決算は12月末締めとなる。つまり今回発表された2015年4~6月期の四半期決算は、単に2015年の第2四半期という意味だけではなく、Googleにとっては2015年会計年度の第2四半期でもある。
さて肝心の決算の数字だが、売上高が177億ドル(約2兆2000億円)で、前年同期の159億ドル(約1兆9700億円)より11%増加していた。そして純利益は39億3000万ドル(約4870億円)で、こちらも前年同期の34億2000万ドル(約4240億円)より10%以上伸びた。
そして1株あたりの利益(EPS)は、アナリストの事前予想が6.7ドルだったが、発表は6.99ドルでそれを上回った。
決算が好調だった要因は、Googleの主な収入源である広告収入が堅調で、かつモバイル広告分野も順調に利益を稼ぎ出していたためと見られている。
この決算内容を受けて、Google株は17日にこれまで最大の暴騰となった。16日の終値が601.78ドルだった同株は、17日は開始時から679.5ドルと10%以上上昇してスタート。その後も買いが入り現地時間の正午頃には、この日の高値である703ドルをつけた。
高値をつけた後は690~700ドル付近で小幅に推移し、終値は700は割ったものの699.62ドルと前日比16%以上高い価格で終了した。
この日にIT関連株の代表的銘柄であるGoogle株が暴騰したことで、IT関連銘柄が多いNASDAQ市場全体にも好影響を与えた。最近2000年のITバブル以来15年ぶりに史上最高値を更新したNASDAQ総合指数は、Google株の暴騰に引っ張られてこの日も1%程度上昇。終値は5,210.14ドルで、史上初めて5,200ドルを超えた。
Googleの好決算と17日の暴騰を受けて、多くの証券会社やアナリストなどが、Google株の予想を上方修正。中には今年中に800ドルを超えるという予想もある。
Googleの主な収入源であるインターネット広告には、モバイル広告とデスクトップ広告がある。Googleはこれまでどちらかというと、デスクトップ広告の方がメインだった。以前はモバイル広告の方がデスクトップ広告に比べ、CPC(クリック単価)が低く有利と言われていたが、最近になって両者の差が縮まっている。このような環境から、Googleのビジネスは今後も有望なのは間違いない。
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