Amazonが6日のNY株式市場終了後に10~12月期決算を発表。売上高が1,878億ドルで、同社として過去最高値になるとともに米企業全体でも現時点で過去最高の売上額となった。
米オンラインモールのAmazon(銘柄コード:AMZN)が、6日のNY株式市場終了後(日本時間7日未明)に10~12月期決算を発表した。
その内容によると売上高は前年同期の1,700億ドル(現在のレートで約25兆7000億円、以下同じ)から10%増の1,878億ドル(約28兆3500億円)で、市場予想の1,873億ドル(約28兆3000億円)を上回った。
この売上高は同社として過去最高額になるとともに、発表時点で米企業全体でも史上最高額となった。今月20日に2024年11月~25年1月期の決算を発表する小売のウォルマート(銘柄コード:WMT)の売上高予想が1,800億ドル(約27兆2000億円)であるためAmazonの売上を抜く可能性が残されているが、可能性は高くはない。
純利益は前年同期の106億ドル(約1兆6000億円)から89%も激増して200億ドル(約3兆200億円)。EPS(1株あたりの利益)は1.86ドルで、市場予想の1.49ドルを上回った。
部門別の売上高を見ると、北米部門は前年同期比9.5%増の1,155億ドル(約17兆4000億円)、海外部門は同8%増の434億ドル(約6兆5500億円)、クラウドのAWS部門が同19%増の288億ドル(約4兆3500億円)だった。
そしてAmazonは12月期決算のため、今期をもって2024年12月期通期の決算も確定。通期の売上高は前年同期比11%増の6,380億ドル(約96兆3000億円)、純利益は同95%増の592億ドル(約8兆9400億円)だった。
決算だけを見ると大幅増収増益で同社として過去最高で、米企業全体でも史上最高値となる素晴らしい内容だった。だが同時に発表された2025年1~3月期の売上高見通しは1,510~1,555億ドル(約22兆8000億~23兆5000億円)で、市場予想の1,580億ドル(約23兆8500億円)を下回った。また営業利益見通しも140~180億ドル(約2兆1000億~2兆7200億円)で、市場予想の183億5000万ドル(約2兆7600億円)を下回った。
決算自体は良好だったが来期の見通しが市場予想を下回ったことで、発表後のNY株式市場でAmazon株は下落。前日を236.17ドルで終えていた同社の株は、7日のNY株式市場序盤では2~3%安い水準で推移している。
日本時間の7日まででGAFAM5社の10~12月期決算が出そろい、全て好調な数字だった。しかしAmazonのように来期の見通しが予想を下回ったことで発表後に株価が下がった企業も複数あり、投資家の期待に応え続けることの難しさを示している。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。