米では昨年にビットコインやイーサリアムのETFが承認されて仮想通貨市場の大きな買い材料になった。その後もリップルなど別の仮想通貨のETFが申請されてきたが、ここ数週間でまた新しい仮想通貨のETFが承認された。
アメリカでは昨年1月にビットコインETFが11本同時に承認され、そこから仮想通貨ETFの時代が始まった。それ以前の数年間に何度もビットコインETFが申請されてきたものの、当局のSEC(証券取引委員会)は全て却下してきた。
しかし仮想通貨が十分普及してきたため、ついにそれ以上却下することはできずに承認された。また7月にはイーサリアム(ETH)のETFも承認された。
その後も仮想通貨ETF申請の流れは止まらず、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)、そしてカルダノ(ADA)のETFが申請され現在審査待ちとなっている。
さらにここ2週間ほどで、また新たな仮想通貨ETFが申請された。まずは2月21日に申請されたヘデラ(HBAR)のETF「Canary HBAR ETF」。これはすでにリップルのETFも申請しているCanary(カナリー)という企業が申請しているもの。
ヘデラはヘデラネットワークで使われるネイティブトークンで、「DAG(有向非巡回グラフ)」や「ハッシュグラフコンセンサスアルゴリズム」といった独自の技術を採用している。3月5日現在のレートは約39円で、仮想通貨の時価総額ランキングで12位にある。
次に3月3日には、ドージコイン(DOGE)のETFが申請された。ドージコインと言えば柴犬をイメージしたミームコインで、テスラのイーロン・マスクCEOが何度も「推し」発言を行ってきたことで上昇してきた。
今回申請したのはビットコインETFも運営しているBitwise(ビットワイズ)で、ETF名は「Bitwise Dogecoin ETF」。3月3日に申請されたばかりなので、承認はまだ先になると思われる。
そしてすでに他の仮想通貨ETFも運用している資産運用会社のGrayscale(グレースケール)が、同じ3月3日にヘデラのETFを申請した。ただしこれはゼロからの申請ではなく、これまでヘデラの投資信託として運用されていた「Grayscale Hedera Trust」を、ETFに転換するためのもの。
これでわかっているだけでも、ビットコイン(BTC)とイーサリアムの後に計5種類の仮想通貨ETFが申請されている。時価総額上位にある仮想通貨で申請されていないものは、テザー(USDT)などのステーブルコインやビルドアンドビルド(BNB)になる。
ビルドアンドビルドは以前はバイナンスコインと呼ばれ、大手仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)が発行している通貨。これはバイナンスという特定の企業との結びつきが強すぎ、ETFとして扱うのは難しいのかもしれない。
一方日本ではまだ仮想通貨ETFは実現していないが、ビットコインETFを組み入れたファンドの組成を目指す証券会社があり、また金融庁は仮想通貨ETFを前提とした法改正を目指している。日本における仮想通貨ETFの実現ももう時間の問題なのではないだろうか。
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