大証が何年も前から開発してきたデリバティブ取引システム「J-GATE」の次期バージョンが、来週の19日から稼働開始となる。それとともに大証の先物・オプション取引も、かなりいろいろな変更が行われる。
現在大証が運用しているデリバティブ取引システム「J-GATE」は、2011年2月から運用されてきたシステムだった。しかし日進月歩の金融取引の世界に対応するために、さらに機能を進化させた次世代のJ-GATEを大証が開発。そして来週の7月19日からいよいよ稼働開始となる。
次期J-GATEの稼働開始にともなって大証のデリバティブ取引がかなりいろいろ変更される。ここで主な変更点を確認しておきたい。
まず日経225先物を初めとする各指数先物取引の、取引時間が拡大される。日中取引はこれまで午前9時から午後3時15分だったものが、午前8時45分開始に15分早められる。
またナイト・セッションはさらに時間が拡大され、これまでは午後4時半から翌午前3時までだったものが、翌午前5時半に終了に2時間半延長される。これで日中とナイトを合わせた先物の取引時間はほぼ20時間になり、24時間取引にかなり近づいたことになる。
そして複数の先物新商品が導入される。特に期待がかかるのがマザーズ先物だ。新興市場である東証マザーズの株価を表すマザーズ指数。その指数に連動した先物銘柄が、19日から取引開始となる。
台湾株式市場の代表的指数である、台湾加権指数の先物も取引が開始される。こちらは日本の指数ではないので、日中取引だけでナイト・セッションは行われない。またFTSE中国50指数に連動する先物も上場される。
さらに先物ではないが、JPX日経400指数のオプションが導入される。JPX日経400指数は2014年から運用が行われている新しい指数で、先物の方はすでに取引が行われている。それに加えて、19日からはオプション取引も開始となる。
そして日経225先物など主要な先物銘柄について、注文の訂正・取り消しができない「ノン・キャンセル・ピリオド」という時間が設けられる。これは市場の混乱を避けるために、特定の時間に注文の訂正・取り消しができないようにした制度だ。具体的には、午前8時45分、午後4時半、午前5時半の、それぞれ前1分間になる。
ここまで19日に行われる変更の中でも、特に重要なものを書きだしてきた。しかし変更はこれ以外にもまだいろいろある。次期J-GATEの稼働開始とともに、日本のデリバティブ市場の新しい時代が始まる。
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