仮想通貨のランキングで20位付近にある主要通貨のポリゴン(MATIC)は、2021年にリブランドのためチェーンを変更。その後のしばらくの間はMATICがネイティブトークンとしてそのまま使われてきたものの、今週4日に新通貨のPOLへと移行される。
日本ではCoincheckなど一部の取引所しか取り扱っていないのでホルダーはまだ少ないが、仮想通貨のポリゴン(MATIC)は2024年9月2日現在で時価総額ランキング21位にある主要な仮想通貨だ。
そしてポリゴンは通貨名とシンボルの「MATIC」に関連性がない珍しい仮想通貨でもある。仮想通貨のほとんどはビットコイン(bitcoin)が「BTC」であるように、シンボルのアルファベットが通貨名と何らかの関連がある。
しかしポリゴンの場合関係がないMATICがシンボルとして使われているが、それには2021年にリブランドを行った背景がある。
ポリゴンはもともと現在のシンボルと同じマティックという名前で、2017年に流通が始まった。このプロジェクトの基盤となるブロックチェーンのMATICは、イーサリアムブロックチェーンのレイヤー2、つまりイーサリアムのチェーンを基本とした発展形のチェーンであった。
そしてマティックは2021年にリブランドが行われる。ブロックチェーンがMATICからPolygon PoSになり、通貨の名前もマティックからポリゴンに変更された。しかし新しい通貨が作られたわけではなく、またシンボルもMATICのまま残された。これが現在ポリゴン(MATIC)のように、仮想通貨名とシンボルが全く別のものになった経緯だ。
しかしその後2023年には、ブロックチェーンPolygon PoSのネイティブトークンをこれまでのポリゴン(MATIC)からポリゴン・エコシステムトークン(POL)へ変更する計画を発表。その当時は移行日までは発表されていなかったものの、今年の7月18日に「9月4日に変更」と発表された。
MATICとPOLの交換レートは1:1となるので、これまでMATICを保有していたホルダーは自動的に同数のPOLを受け取ることになる。
当初の公式発表ではPolygon PoS上でMATICを保有しているホルダーは自動的にPOLに移行されるが、イーサリアムチェーン上や取引所で保有しているホルダーは自動的には移行されないとのことだった。
とはいえすでに日本の取引所でMATICを扱っている取引所も対応を発表している。CoincheckはMATICからPOLへの移行のため、9月3日午後4時からMATICの売買などの停止と、現在のホルダーのPOLへの等価交換での移行、そして移行後も「ポリゴン(MATIC)」の表記を継続して使うと発表した。
最近はレートの下げが続くMATICだが、この移行が上昇のための起爆剤となれるだろうか。
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