30日のNY株式市場終了後(日本時間1日早朝)に、米オンラインモール大手のAmazonが1~3月期の決算を発表。純利益は減少したものの、売上高は前年同期比26%増と好調だった。
米オンラインモール大手のAmazonが、30日のNY株式市場終了後(日本時間1日早朝)に1~3月期の決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の600億ドル(約6兆4000億円)から26%も増加し755億ドル(約8兆円)と好調だった。アナリストの事前予想は736億ドル(約7兆9000億円)だったので、それを上回った。
ただし純利益の方は前年同期比29%減の25億3000万ドル(約2700億円)とかなり減少。またEPS(1株あたりの利益)は5.09ドル。希釈後のEPSは5.01ドルで、アナリスト予想の6.25ドルをかなり下回った。
3月後半からアメリカでもCOVID-19(新型コロナウイルス)が爆発的に拡大し、アメリカ全土でロックダウン(封鎖)などの厳しい措置が取られた。また多くの州で食品以外の商店やレストラン・バーなどが営業を禁止され、生活に必要のない業種の企業は出社を禁止されたところもある。
そのため多くの業種で3月後半以降は業績が極度に悪化したのだが、Amazonはむしろ人々にこれまで以上必要とされ売上高が伸びた。ただしこれまで以上に従業員を雇ったり、感染の危険の中働き続けてもらうために賃金をアップしたりしたため、人件費がかさみ減益となった。
またAmazonは4~6月期の見通しも発表し、売上高は750億ドル~810億ドル(8兆~8兆7000億円)とされた。前年同期は634億ドル(約6兆7500億円)だったので、前年同期比で18~28%増となる。
ただし同時期の営業損益は15億ドル(約1600億円)の損失~15億ドルの利益との見通しが発表され、来期は赤字となる可能性が示された。
今期の決算が増収だったが減益となったことや、来期は赤字転落もあるとの見通しが示されたことから発表後のAmazon株は軟調に推移。30日のNY株式市場終了時には2,474ドルだった同社の株は、決算発表後となった1日の市場序盤では6%ほど低い水準で推移している。
Amazonは多くの米企業が業績の悪化に苦しむ中、ロックダウン生活に必要なものとして注文数が増え、株価も4月になって史上最高値を更新した。今期が減益だった点や来期に赤字転落する可能性などマイナス材料はあるものの、Amazonの強みはパンデミックにも関わらず衰えていないようだ。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。