仮想通貨のビットコインには約4年に1回半減期というマイニング報酬が半分になる時期があり、今年の3月から4月頃に次の半減期を迎える。過去の半減期にはビットコイン価格が上がることが多かった実績から、ビットコイン投資家やホルダーは今回の半減期にも期待している。
仮想通貨で最大のビットコインには半減期というものがある。これはビットコインが出回った時から定期的に来ることが定められていたものであり、かつビットコイン固有のもの。他の仮想通貨にはない場合が多い。
半減期とは、ビットコインの取引処理に使われるマイニングの報酬が半分にされる時期のこと。ビットコインはマイニングを行うマイナーに報酬として付与されるが、無尽蔵に付与されると増えすぎて価値が下がっていく。そこで流通が始まった当初から、マイニング報酬は定期的に半分ずつに減らされる仕組みにされていた。
半減期は約4年に1回来ることになっている。しかしこれは4年という時期が定められているのではなく、正確には「ブロックチェーン21万ブロックごと」であり、生成されるブロックチェーンが規定数に達すると半減期になる。
ビットコインのブロックチェーンは約10分ごとに新しく生成される。そして1年間は52万5600分、4年間は210万2400分なので、ほぼ4年で21万ブロックに到達する計算だ。しかし2400分のあまりがあることなどから、実際には4年よりやや短くなる。
2009年頃から流通が始まったビットコインは、これまで3回の半減期を通過してきた。ビットコインの当初のマイニング報酬は50BTCと定められていたが、2012年11月の最初の半減期で25BTCになった。
次は2016年7月で、この時の半減期で報酬は12.5BTCになった。その次、直近の半減期は2020年5月11日だったが、この半減期で6.25BTCになった。
これらを見てわかるように今まで全て4年弱で半減期を迎えているので、次の半減期は今年の3~4月頃になると予想されている。ただし正確に何月何日になるかは、到達してみるまでわからない。今回の半減期で報酬は3.125BTCになる。
半減期を超えるとマイニング報酬が半減となりビットコインの希少価値が高まることで、価格が上がりやすいと言われる。そのため投資家やホルダーは今回の半減期にも期待しているようだ。
しかしこれまでの半減期で本当にビットコイン価格が上がったのだろうか?2020年5月の例を見ると、4月に80万円ほどだった価格はそこから秋にかけて緩やかに上昇し、10月には130万円になった。そしてその後は2021年にかけて2回目の仮想通貨ブームとなり大暴騰した。
秋にかけての緩やかな上昇とその後の暴騰と、半減期との相関関係は証明できない。したがって2020~21年の上昇が半減期のためとは言えないが、今年の半減期でまたビットコインが上昇に向かうのではないかと期待する者もいる。
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