21日未明から午前中にかけ、イーサリアムやビットコインにとって買い材料となる要素が次々と出た。その結果イーサリアムは10万円近く急上昇し、ビットコインは1,100万円をつけて円建ての史上最高値を更新した。
4月にはやや調整モードに入り軟調な動きが続いていた仮想通貨市場だが、5月にはまた上昇に転じている。そして21日未明から午前中にかけて、特にビットコインやイーサリアムにとって大きな買い材料が出た。
イーサリアムは数ヶ月前からアメリカでETFの申請が複数行われており、承認されれば新たな買い材料になると期待されていた。年初時点ではかなり承認の期待は高かったものの、その後申請先であるSEC(証券取引委員会)関係者の発言などから承認の見通しはだんだんとしぼんでいった。
最初のETFは23日に承認可否の結果が出ると言われていたのだが、最近ではその承認確率は20%程度と低迷していた。
ところが21日未明になり、SECが申請元企業に対し、申請書類の修正と再提出を求めたとの情報が流れた。これがSECが承認に対してかなり前向きに考えているとの観測につながり、承認確率は一気に70%以上になった。
20日日中に48万円台で推移していたイーサリアムは、夜に小幅上昇して21日午前4時前までに49万円を突破。そして午前4時過ぎにSECによる書類修正・再提出依頼の情報が流れると、その後数時間で8万円も急上昇。21日日中以降は57万円付近で横ばいが続いている。
またビットコインも21日未明頃から買い材料が出て急上昇した。20日未明のビットコインは1,040万円付近で推移。しかしその後、アメリカで仮想通貨の規制を明確にする法案、通称「FIT21」法案が、今週中に下院本会議で採決と発表された。
この法案はここ最近仮想通貨業界に厳しい姿勢で臨んでいたSECではなく、CFTC(商品先物取引委員会)の権限を強めるもの。そのためFIT21法案に進展があったことは仮想通貨にとって買い材料だった。
そして午前4時頃に流れたイーサリアムETFの材料もビットコインの買い材料となり、21日未明にはビットコインが急上昇。特に午前8時頃に大きな上昇があり、1,110万円をつけて4月8日につけたこれまでの史上最高値を更新した。
なお米ドル建てでは21日朝方の高値は71,500ドルであり、3月につけた73,000ドルの最高値は更新できていない。
ビットコインの最高値更新は円建てのみのため円安の進行によるところもあるが、米ドル建てでも最高値に接近している。4月にはやや弱かったとはいえ、仮想通貨市場もの底堅さと強さは本物のようだ。
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