23日のNY株式市場終了後にGoogleの親会社であるアルファベットが4~6月期の決算を発表。クラウド部門の伸びが目覚ましく、増収増益の好調な内容だった。しかし広告部門の売上が低調だったことなどから、発表後24日のNY株式市場序盤に同社の株は下落している。
23日のNY株式市場終了後(日本時間24日早朝)に、Googleの親会社であるアルファベット(銘柄コード:GOOGL)が4~6月期決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の746億ドル(現在のレートで約11兆5000億円、以下同じ)から14%増の847億ドル(約13兆円)で、市場予想の842億ドル(約12兆9700億円)を上回った。
純利益は前年同期の183億7000万ドル(約2兆8300億円)から28%増の236億ドル(約3兆6300億円)。EPS(1株あたりの利益)は1.89ドルで、市場予想の1.84ドルを上回った。
部門別の売上高を見ると、Google検索部門は前年同期比14%増の485億ドル(約7兆4700億円)、YouTube広告部門は同13%増の86億6000万ドル(約1兆3300億円)、Googleネットワーク部門は同5%減の74億4000万ドル(約1兆1500億円)、Googleサブスクリプション部門は同14%増の93億1000万ドル(約1兆4300億円)。そしてこれらを合わせたGoogle部門全体では同11%増の739億ドル(約11兆3800億円)だった。
Google以外ではクラウド部門が前年同期比29%増の103億5000万ドル(約1兆5900億円)、その他部門が同28%増の3億6500万ドル(約560億円)だった。
全体として見ると今期は増収増益で市場予想も上回っており、またクラウド部門は前期までに引き続き高成長を達成。同部門としては初めて売上高が100億ドルを超えた。またAIを導入したGoogle検索部門も好調だった。
しかしその一方、YouTube広告部門の売上が市場予想を下回るなど、来期以降の業績に不安を残す材料もあった。そのため発表後24日のNY株式市場でアルファベット株は下落。23日を181.79ドルで終えた同社の株は、24日のNY市場序盤には4%ほど安い174ドル付近で取引されている。
日本時間の24日早朝にはテスラ(銘柄コード:TSLA)の4~6月期決算も発表され、大幅減益と販売台数減という厳しい内容だった。そしてこの決算を受けてテスラ株もNY株式市場序盤に10%以上下落している。
テスラとアルファベットはここ1~2年の米国株の中で最もパフォーマンスや時価総額が高い「マグニフィセント7」の2社に入っている。だがこの2社の株価が揃って下げていることで、24日はNY株式市場全体が軟調な展開となっている。
決算期が他の6社より1ヶ月ずれているエヌビディア(銘柄コード:NVDA)の決算発表は8月下旬頃だが、残り4社は間もなく発表される。これら4社の業績が低調で株価が下がるようなことがあれば、NY株式市場全体の地合も悪化するのではないか。
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