12日になって仮想通貨の架空の投資話を持ち掛けて全国多数の個人からお金を集めた容疑で、愛知県警が4人の男を逮捕した。仮想通貨がブームになるとこういった詐欺話も増えるが、怪しい話には共通点がある。
12日に愛知県警によって46歳から61歳までの4人の男が逮捕された。容疑は投資詐欺で、仮想通貨の架空の投資話を持ち掛けて全国多数の個人からお金を集めていた。そして集めたお金は実際には運用されず、出資者に対して約束の利回りは払わず元本も返せない状態になっていた。
このビジネスは「OZプロジェクト」と名付けられ、主に最初の仮想通貨ブームが起こった2017年頃に行われていた。容疑者たちはセミナーなどを開催し、集まった個人に対し「うちにお金を預けてもらえればAIを使って仮想通貨で運用します。4ヶ月で2.5倍にできます」などという言葉で投資を勧誘。
このような勧誘を繰り返して、全国1万5000人以上から総額で60億円以上を集めていたと疑われている。12日に容疑者が逮捕されたばかりで詳細はわかっておらず、集めたお金を実際どのような用途に使っていたかも明確になっていない。
しかしこの事件は他の典型的な投資詐欺とは少し違う点がある。他の多くの投資詐欺は、出資者から集めたお金を他の出資者への配当などに充てることが多い。そしてしばらくの間は出資者を安心させておいて、既存の出資者からさらに多額を出資させたり、新しい出資者を集めたりしていた。
それに対してOZプロジェクトはそのように出資者から集めたお金を既存出資者に分配するということもしていなかったようだ。そして開始から1年も経たない2017年末にはすでに事業を停止していたと見られる。
2017年末と言えば、仮想通貨ブームが終わった時期だった。この時のブームでは2017年12月にビットコイン価格が天井をつけ、他の多くの通貨は2018年1月に天井をつけた。
仮想通貨価格が天井をつけた時期と、OZプロジェクトが事業を停止したと思われる時期がほぼ重なっているのは偶然とは思えない。おそらくではあるが、OZプロジェクトは多少は仮想通貨に投資をしていたが、2017年末に仮想通貨バブルが弾けて価格が下落に転じたので、そこで事業を止めたのだろう。
あるいは仮想通貨ブームが終わりそれ以上は資金を集めるのが難しいと判断して止めただけかもしれない。ともかくこのような怪しい詐欺には関わらないのが一番だ。
最近あった同様の仮想通貨詐欺に、「プランスゴールド・アービトラージ(PGA)」というものがある。この手法は「仮想通貨市場でAIを使ったアービトラージで運用し、月15~20%の利益が出せる」と謳ってお金を集めていた。
PGAもOZプロジェクトと同じく「AI」というキーワードを使っている。このような詐欺案件にはAIと高利回りという共通点がある。逆に言えばそのようなことを言っている投資話は非常に怪しいと思った方がいい。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。