11月の米大統領選で民主党の公認候補が確定していたバイデン大統領だが、6月末の討論会で大統領として十分に職務が遂行できないと思わせる様子を見せた。そのため討論会以降は撤退を求める声が高まり、日本時間の22日午前3時頃についに撤退を発表した。後継者には副大統領候補だったハリス氏が指名された。
<h2>初の女性大統領を目指すハリス氏</h2>
今年11月にはアメリカの大統領選が行われる。そして民主党と共和党は予備選をすでに終えており、民主党は現職のバイデン大統領、共和党はトランプ元大統領が公認候補になることが確定していた。
そして6月末には最初の大統領討論会が行われたのだが、ここでバイデン大統領が多くの人の目にとって次期大統領としてやっていけるとは到底思えない様子を見せた。単にトランプ氏に反論できないというレベルではなく、言葉が上手く出なかったり簡単な言い間違いをするなど、高齢のため思考力がかなり衰えていると思わせるものだった。
そのため討論会後は民主党内部も含め多方面からバイデン大統領に対し撤退を求める声が出てきた。その声は日増しに大きくなっていったが、当初バイデン大統領は「私はこのまま戦う」と撤退の意思はない姿勢を見せていた。
だがこのような場合、撤退が完全に決まるまで外部には撤退のそぶりは見せず、共和党の内部だけで話し合いが進んでいくものだ。おそらく過去1~2週間には共和党内部で協議が行われていたのだろう。日本時間の22日午前3時頃になって、バイデン大統領がついに大統領選から撤退すると発表した。
後継の民主党候補には、これまで副大統領候補だったカマラ・ハリス氏を指名した。ハリス氏はまだ59歳なので、バイデン大統領で心配されていた高齢すぎるという問題は考える必要がない。
ハリス氏は女性であり、かつ母親がインド系のためアジア系アメリカ人でもある。当選すればアメリカ史上初の女性大統領であり、同時に初のアジア系大統領にもなる。
とはいえバイデン大統領の撤退直前はかなりトランプ氏有利、バイデン大統領不利に傾いていた。大統領選の投票日まであと3ヶ月半しかなく、ハリス氏はこれから巻き返していかなくてはならない。
ハリス氏が正式に民主党の公認候補になればバイデン大統領に代わる支持率も出るだろう。最初の支持率がどの程度になるかは発表されてみるまでわからないが、バイデン大統領の時から大幅アップするとは考えにくい。したがってトランプ氏が優位な点は大きく変わらず、ハリス氏が当選するためにはこれからかなりの追い上げが必要になるのではないか。残り3ヶ月半でどこまで支持を得られるか、ハリス氏の実力が問われる。
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