日本が祝日の12日は原油が急落した。
日本が体育の日で祝日となっていた12日だが、他国の株式市場は通常通り営業していた。しかし世界各国の株式市場ではそれほど動きがなく、また為替市場もあまり動かなかった。一方先物市場は原油が先週の高騰の反動もあり大きく下落。ただそれ以外には重要な経済指標の発表もなく、全体的に見て波乱要因がなかった1日だった。
今日は午後3時にドイツの9月CPIが発表されます。午後5時半にイギリスの9月CPIが発表されます。
12日にOPECの月報が発表され、9月の原油生産量が前月比11万バレル増の3,157万バレルと発表された。先週はNY市場の原油が高騰し、7月下旬以来2ヶ月半ぶりに50ドルに乗せたが、この発表を受けて月曜は5%の急落。一時47ドル近くまで下がった。世界的な供給過剰感はまだ根強く残っている。
日本が体育の日で株式市場が休場していた12日だが、シンガポールとシカゴの日経225先物は取引が行われていた。先週金曜のザラ場の終値が18,438円だった後、月曜は朝から先物が18,300円台で小幅に推移。午前中に一時18,400円台に乗せた場面も見せたものの、その水準には留まらずまた18,300円台に戻り、13日朝まであまり動かなかった。
週末に首都・アンカラでテロ事件が起こったトルコは、週明けリラが下げてスタート。先週終値が1米ドル=2.90リラだったものが、12日朝には2.95付近から始まった。ただそれ以上の暴落にはつながらず、朝を安値としてそれ以降は反騰。一時2.91リラ台と先週金曜に近い水準までリラが上昇した。
週明け120円台前半から始まった米ドル/円は12日の日中にはあまり材料がなくその水準で横ばい。だが日本時間午後11時頃になって原油が急落すると、それに合わせて米ドルも数十銭下げて119円台後半になった。ただ全体的に見るとあまり動きがない1日だった。米利上げについてロックハート・アトランタ連銀総裁が「今年中の利上げを支持」と発言したが、影響は限定的だった。
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