来週月曜は米がワシントン大統領の誕生日で祝日となる。
来週月曜は米がワシントン大統領の誕生日で祝日となり、NY株式市場が休場する。そのような状況だが14日夜に発表された米1月小売売上高は、予想の前月比0.1%減に対し発表は0.9%減と予想以上の減少だった。同じくこの日発表された1月鉱工業生産は予想を上回ったものの、小売売上高の数字によって米消費への懸念が高まりこの日のNY株式市場は軟調な1日に。ダウ工業平均は序盤から下げ基調となり、終値は165ドル安だった。
来週月曜の展望
来週月曜は午前8時50分に日本の第4四半期GDPが発表されます。
前日のNYダウは342ドル高で終了したものの、為替が前日から円高に動いたことを受け14日の東京株式市場は軟調な展開となった。日経225平均は42円安の39,419円で寄り付き、直後に一瞬だけ39,500円をつけたがその後は前場から後場を通して下落。終値は312円安の39,149円だった。夕方以降の先物も下げ基調は変わらず、15日未明に一時39,000円をつけつつ今週を終えた。
今週の12日水曜に発表された米1月CPIが予想を上回ったことで、発表後に1ドル=154円台後半まで円安が進行。だが13日には新たな円安材料もなく円の反騰が続き、14日朝方までに153円になった。そして14日日中は152円台後半で細かい上下が続いた後、午後10時半に米1月小売売上高が発表され予想を下回ると数十銭下落して152円台前半に。そのまま週の終了時まで152円台前半に留まった。
米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動かなかった。最近は史上最高値を何度か更新したNY金は、14日日中には緩やかに上昇して夕方頃には2,940ドルに接近した。しかしその後は最近の上がり過ぎ感から利益確定売りが経て下げに転じ、午後10時半に米1月CPIが発表されると下げが加速。今週の終了時までに50ドル以上下げて終値は2,885ドルだった。
NY原油は14日日中には71ドル台前半で横ばい。その後午後9時頃になると多少上昇したが、ウクライナ紛争が米ロの協議によって停戦に向かっていることや、午後10時半に発表された米1月小売売上高が低調な数字だったことなどが原油売り材料となり15日未明には下落。週の終了時までに71ドルを割って70ドル台まで後退した。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。