27
Apr

来週は日本が連休入り

user 著者 鳥羽賢

来週は日本がGWの連休になる。

連休中ながら日銀の政策金利発表もある

日本は今週末から来週にかけてGWの連休に入り、多くの投資家が市場を離れてバカンスに出かけると予想される。しかし海外は通常通りであり、かつ来週の1日木曜には日銀の政策金利発表があるため連休中ながら市場が大きく動く可能性は残る。そのような状況だが25日夜に発表された米経済指標は予想を多少上回ったものの、前日まで3日間上昇してきたNYダウはこの日前半に300ドル以上下落。だが後半になると切り返し、終値は20ドル高だった。

来週月曜の展望

来週月曜は午後7時半にインドの3月鉱工業生産が発表されます。

日本225(円)

東京市場の反発は継続

東京株は4月初頭にトランプ政権の相互関税発表を受けて大暴落したが、その後は反発が続いている。前日のNYダウは486ドル高で終わり、その流れからこの日の日経225平均は358円高の35,387円で寄り付き。その後も順調な上昇が続き、後場には一時35,800円台をつけた末に666円高の35,705円で終了した。夕方以降の先物も上昇して今週の終了時までに36,000円を回復した。

米ドル/円

25日日中に円急落

米ドル/円は25日午前中は1ドル=143円付近で推移。そして正午頃に、「中国が米への関税から一部製品の除外を検討している」との報道が流れた。この報道によって貿易戦争への懸念がやや後退し、報道後に円が50銭以上急落して143円台後半に。その後は午後から夕方過ぎにかけて143円50銭を挟んだ動きが続き、午後11時に米経済指標が発表され予想を上回るとその数時間後に一瞬だけ144円を回復した。

ココア

約2ヶ月ぶりの高値

今週になってカカオ豆生産国であるコートジボワールが出した昨年10月から現在までの輸出量が昨年末時点の見通しより下方修正されていたことが、ココアの買い材料になりココア価格は上昇している。24日を1トン=9,200ドル付近で終えたNYココアは、25日のNY

市場前半はやや下落したが後半になって上昇。一時は2月後半以来約2ヶ月ぶりとなる9,500ドルをつけた。

一時3,270ドル台まで下げる

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動いた。トランプ大統領がFRBのパウエル議長解任に向けて動くとの懸念を受けて今週明けに3,500ドルまで上昇したNY金は、週明けに解任はないと姿勢を転換したことから軟調な動きが続いている。25日午前中には3,350ドル付近で推移していた金は、正午過ぎの米ドル急騰とともに3,300ドルまで急落。その後も下げは続き26日未明に一時3,270ドルをつけたが、その後は反発して3,300ドル台を回復して今週を終えた。

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