30日に米のGDPとADP雇用統計が発表される。
30日午後9時15分に米10月ADP雇用統計の発表が予定されており、前月比11万4000人増と予想されている。また午後9時半には米第3四半期GDPの発表が予定され前期比年率3.0%増と予想されている。夕方にはユーロ圏の第3四半期GDPの発表もあり、30日は重要な発表が多い。そのような状況だが29日夜に発表された米雇用指標が予想を下回り、NYダウは序盤から主にマイナス圏での推移が続き154ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後9時15分にアメリカの10月ADP雇用統計が発表されます。午後9時半にアメリカの第3四半期が発表されます。
27日に行われた総選挙後は円安・株高相場が続いている。28日のNYダウは273ドル高と6営業日ぶりのプラスで終わったものの、東京市場では日経225平均が81円安の38,524円で寄り付いた。前場には買いが多く入り数百円上昇して後場になっても高値を維持し、終値は298円高の38,903円だった。夕方以降の先物は続伸して39,000円を回復し、そのまま夜から30日未明にかけて39,000円台を維持した。
米ドル/円は29日午前中に多少円高に動いた後、午後2時頃からは米長期金利高などを材料として円安・米ドル高に動き夜には前日に続いて154円に再度接近した。午後10時に発表された米8月ケース・シラー住宅価格指数は予想を多少上回ったものの、午後11時に発表された9月JOLTS求人件数は予想を下回る744万3000件だった。この統計を受けて数十銭米ドルが下落し、その後も30日未明は緩やかな円高が進行した。
先週末以降ビットコインは堅調な動きが続いている。29日朝方には1,070万円だったビットコインは、日中から夜を通して上昇。30日午前3時頃には1,128万円をつけ、今年6月につけた1,123万円の史上最高値をわずかながら更新した。一方米ドル建てのレートも同様で、29日から30日未明にかけて上昇が続き30日午前4時過ぎには73,500ドルに到達。3月につけた最高値の73,000ドルを更新した。(注:チャートは米ドル表記です)
最近になって米長期金利が上昇しFRBによる大幅利下げ観測は後退しているものの、中東懸念などを材料とした金への買いが止まらない。29日日中は2,750ドル付近で横ばいだったNY金だが、夜から30日未明にかけて上昇。30日午前中には2,780ドルを超え、この日も史上最高値を更新した。
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