13
Jul

本日は米6月CPI発表

user 著者 鳥羽賢

13日夜に米6月CPIが発表される。

コア指数は前日比低下予想

13日午後9時半に米6月CPIが発表を予定されている。今回は前月より0.2ポイント高い前年同月比+8.8%と予想されているが、食料品を除いたコア指数は前月より0.3ポイント低い同+5.7%と予想されている。この予想通りならコア指数は3ヶ月連続低下となり、米のインフレ進行も多少は鈍化した感が出てくる。そのような状況だが12日のNYダウは前半には前日比プラス圏で推移していたものの、後半に急落して192ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの6月消費者物価指数が発表されます。午後11時にカナダの政策金利が発表されます。

日本225(円)

景気懸念で寄り後急落

世界的に景気後退懸念が高まっており、それが株売りにつながっている。前日のNYダウは164ドル安の小幅安で終わり、その流れから日経225平均は111円安の26,701円で寄り付いた。しかし景気懸念を受けて寄り後に売りが殺到して26,300円台まで数百円急落。後場になると26,200円台もつけ、終値は476円安の26,336円だった。夕方以降の先物はしばらく26,300円付近に留まっていたものの、夜に上昇し一時は26,500円台をつけた。

WTI原油

大幅安で一時93ドル台

世界的な景気後退懸念が高まっていることや、中国で再度ロックダウンが実施されるとの観測を背景にして今週の原油相場は軟調な動きとなっている。また12日にOPECが公表した月報で2023年の原油需要見通しが予想ほど高くなかったことも、この日の原油売り材料となった。朝方に103ドルだったNY原油は、特に夕方以降に大きく下落。13日未明になっても下げ止まらず、13日朝方には約3ヶ月ぶりとなる93ドル台をつけた。

ユーロ/米ドル

一時パリティをつける

米はハイペースで利上げを行っているのに対しユーロ圏はスローペースのため、ユーロ安・米ドル高の動きが続いている。12日午前中には一時1ユーロ=1ドル(パリティ)に接近したが、この時はパリティをつけずに一旦反発。しかし日中にもユーロ安が続き夕方頃にはパリティをつけた。提示している業者によっては1ユーロ=0.99999ドルなど、パリティを越えたレートも見られた。

小麦

下落し8ドルに近付く

ウクライナ紛争開始後しばらくは高騰が続いていた小麦価格だが、5月後半以降は下げが続いている。12日朝方には1ブッシェル=8.6ドル付近だったものの、この日発表された米農産物需給報告で、米における今期の小麦生産量や世界全体の供給量が上方修正された。この統計を受けて夜から13日未明にかけて一段と小麦が売られ、一時は8.1ドルをつけて8ドルに接近した。

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