11日は日本が建国記念の日で祝日となる。
本日・2月11日は日本が建国記念日の祝日で、東証は休場する。一方週明け10日には米トランプ政権の関税に対抗するための中国の報復関税が発動されその悪影響が懸念されたものの、NY株式市場は動揺せず。ダウ工業平均は序盤から終盤を通してプラス圏で推移し、終値は167ドル高だった。
今日の展望
今日は午後9時15分から英中銀のベイリー総裁が発言をします。午後12時からFRBのパウエル議長が発言をします。
先週金曜夜に発表された米1月雇用統計が予想を下回り、さらにその後発表された景気指標も予想を下回ったことでダウ工業平均は444ドル安で終了。その流れから週明け10日の日経225平均は51円安の38,736円から始まり、直後に38,600円付近まで下落した。中国の報復関税の影響も懸念されたこの日の株式市場だが影響は軽微に留まり、その後は前場から後場にかけて緩やかに反発。終値は14円高の38,801円だった。
先週後半は予想を下回る米景気指標など複数の材料が出たことで円高・米ドル安が進行し、終了前に一時1ドル=151円を割った。また中国の報復関税発動によるリスク回避の円買いでさらに円高が進行するシナリオもあると思われたが、その予想に反して朝方から円安が進行し午前中には152円を超え、夕方には152円50銭をつけた。その後は特に材料がなく、11日朝まで152円を挟んだ上下が続いた。
トランプ大統領の関税政策などに対する懸念を受け、年明け以降リスク回避の金買いが増えて金価格は上昇が続いている。先週金曜に史上最高値をわずかに更新したNY金は、週明け10日は中国の報復関税懸念などを受けて朝方から急上昇。史上初めて2,900ドルを超え、この日も史上最高値を更新した。また限月によっては2,930ドルや2,940ドルをつけたものもある。
生産国のブラジルで最近になって2025/26年度の収穫量が下方修正されたことで、コーヒー価格は急上昇し先週を1ポンド=4.1ドルの史上最高値で終えた。そして週末になると、先週にブラジルの生産地であるミナス・ジェライス州における降雨量が平均より少なかったとのデータが出た。このデータがまた買い材料となり、10日は市場開始時から上昇して約5%高の4.3ドルで終了。14営業日連続の最高値更新となった。
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