今日は日銀から金融政策が発表される。
14日から2日間の日程で日銀が金融政策決定会合を行っており、15日の正午過ぎには金融政策が発表される予定。今回の焦点は追加緩和があるかどうかだが、2月後半以来株式市場が落ち着いているので、追加緩和の可能性はやや低下している。またアメリカでは今日からFOMCが始まり、日米の政策金利が立て続けに発表される。
今日は正午過ぎに日銀から政策金利が発表されます。アメリカではFOMCが開始されます。
先週金曜のNY株式市場が上昇したことや、原油高などの材料から週明け14日の国内株式市場は朝から堅調な展開が続いた。17,155円と17,000円台を回復して寄り付いた後、17,200円台に上昇。しかし日銀の発表を15日に控えていることから、それ以上の買いは入らず295円高の17,233円で終了した。夕方以降の先物も動きが少なく、15日朝まで17,200円前後の小幅で推移。
サウジアラビアなど産油国が生産水準凍結に向けて動いているが、最近になってイランの高官が、「禁輸前のシェアを回複するまで生産水準凍結には参加しない」と発言。この発言や先週の買われ過ぎ感を受け、14日朝には38ドル台から始まったWTI原油は日中から夜にかけて2ドルほど下落し36ドル台になった。
14日未明にトルコのアンカラで爆弾テロ事件が発生。30人以上が犠牲になった。週明けのトルコリラ相場は、テロ事件にも関わらずリラ暴落は見られず。1米ドル=2.86リラ台で先週を終了した後、14日には一時2.88リラ台までリラ安になったが、その後は反騰し15日朝にはまた2.86リラ台まで回複した。
世界の景気への不安とともに1月以降上昇してきたNY金だが、14日には下落。背景には先週1,280ドルまで上昇して高値警戒感が広がっていたことや、FOMCを控えて利益確定売りがあると見られる。特にNY時間になってからの下落が顕著で、日中は1,250ドル台で推移していたものの、NY時間になってからは1,230ドル台まで下げた。
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