1日になっても日本の株式市場の勢いは衰えなかった。
29日に日銀が当座預金に預けられるお金に対し、マイナス金利の導入を発表。世界の金融市場を驚かせた。発表後日米などの株式市場が暴騰し、日本の株式市場ではその勢いは1日になっても継続。日経225平均が357円高だった。しかし欧米など他国の株式市場は必ずしも同じではなく、1日にはそれほど上昇せず、むしろ下落した市場が多かった。
今日は午後0時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。午後5時55分にドイツの1月失業率が発表されます。
日銀のマイナス金利導入政策のため500円近く上昇した29日が終わり、週が明けた。1日になっても国内株式市場の勢いは衰えず、寄り付きは前日より200円近く高い17,699円に。場中にはさらに買いが広がり、終値は357円高の17,865円だった。ただし銀行はマイナス金利によって収益を圧迫されるという見通しが広がり、銀行株だけは軒並み下落。夕方以降の先物は17,700円台で2日朝まで小動きだった。
29日の日銀マイナス金利導入発表により、米ドル/円は一気に円安に流れ5週間ぶりに121円台をつけた。週明け1日は日中から夕方にかけて121円台で安定推移。その後夜には米12月個人消費支出が発表され、予想の前月比0.1%増に対し発表は±0%と低調だった。この指標を受けてドル売りが広がり、2日未明までに120円台に後退した。
先週金曜は日銀のマイナス金利導入が円安材料となり、ポンド/円は170円台から172円台までポンド高に。そして1日には、今度はポンド高材料が出た。1日午後6時半に発表されたイギリスの1月製造業PMIは、予想の51.6に対し発表は52.9と好調だった。この発表以降、さらに円安・ポンド高が進行。2日朝までには約3週間ぶりに174円台に上昇した。
先週後半にはサウジアラビアが5%の減産を他国に提案したとの報道が広がり、NY原油は一時34ドルまで反騰。しかし月曜朝に発表された中国の1月製造業PMIが低調で、需要減観測は払拭できない状態が続いた。さらに減産についても、減産のための協議の日程などは決まっていないとのネガティブな報道が流れ、減産への期待が後退。これらの材料から、1日から2日にかけて原油は31ドル台まで下落した。
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