27日朝に日本のCPIが発表された
27日午前8時半に日本の1月CPIが発表され、生鮮食料品を除いた数字で予想の前年同月比+1.8%に対し発表は+2.0%。前月の+2.3%よりは下がっていたものの、2022年3月以来約2年ぶりの1%台までは下がらなかった。そのような状況だが26日夜に米で発表された住宅指標は予想を下回り、NYダウは序盤はプラス圏で推移していたもののその後下落。62ドル安で終了し4営業日ぶりのマイナスとなった。
今日の展望
今日は午後11時にアメリカの12月ケース・シラー住宅価格指数が発表されます。
先週金曜は天皇誕生日で休場していた東京株式市場だが、休場の間にNY株と日経225先物が上昇したため3連休明けもまた堅調な相場となった。日経225平均は222円高の39,320円で寄り付き、その時点で先週に続き史上最高値更新。だが場中は大きな上昇はなく、前場から後場にかけて39,200円を中心に推移し終値は135円安の39,233円だった。夕方以降の先物は小幅に上昇し、一時は39,400円台をつける場面もあった。
ビットコインは2月7日から14日にかけて1週間上昇し780万円をつけたが、その後は790万円の壁が越えられずに2週間ほど780万円付近で停滞していた。先週末もあまり動かず、週明け26日も日中は770万円台で推移。しかし27日に日付が変わった頃から急上昇が始まり、午前2時頃には史上初めて800万円を突破。そして上昇は止まらずその後も続き、27日午前中には一時850万円をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)
先週にはコートジボワールやガーナで需給ひっ迫を示す買い材料が出たためNYココアは高騰し一時は1トン=6,300ドルをつけて先週を終了。そして週が明けると、今度はコートジボワールの昨年10~12月の出荷量が前年同期比32%減の116万トンという統計が出た。これがまた買い材料となり月曜もココア高は続き、一時は6,600ドルを超えてまたも史上最高値を更新した。
先週末にパリで行われたイスラエルとハマスの停戦協議への期待から、先週終盤はNY原油が下落し76.5ドル付近で終了。そして週明け26日も、日中は停戦期待などから売りが優勢となり夕方頃には76ドルまで下げてきた。しかし週末中にイエメンの過激派であるフーシ派が米国船籍のタンカーを攻撃したため需給ひっ迫懸念が浮上し、それが買い材料となり夜以降は上昇。27日未明には一時78ドルをつけた。
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