29
Mar

市場にリスク回避の動き広がる

user 著者 鳥羽賢

28日の金融市場はトランプ関税への懸念でリスク回避の動きが広がった。

NYダウは715ドル安

トランプ大統領が4月3日から全ての輸入自動車に25%の関税をかけると発表したことで、世界的な景気後退懸念が高まり金融市場ではリスク回避の動きが広まっている。28日のNYダウは寄り付きこそ前日終値と大きく変わらない値だったものの、その後は売りが殺到して一時は下げ幅が750ドルを超え終値は715ドル安だった。またNASDAQ総合指数は2.7%安で終了し、ダウ以上の下げ率となった。

来週月曜の展望

来週月曜は午前8時50分に日本の2月鉱工業生産が発表されます。午後9時にドイツの3月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

場中・先物ともに大幅安

前日のNYダウは155ドル安で終了したものの、この日の東京市場は配当・株主優待の権利落ち日にあたるため寄り付きから442円の大幅安でスタート。場中もトランプ政権の関税懸念や権利落ち関連の売りが多く入り、一時は下げ幅が900円を超えた末に679円安の37,120円で終了した。夕方以降の先物もNY株安を受けて下げ止まらず、引け時から約800円下げて36,300円台で今週を終えた。

米ドル/円

円高進行し150円割れ

今週の米ドル/円は主に150円台で推移した後、27日には151円を回復した。だがトランプ関税への懸念などから28日になるとリスク回避の円買いが多く入り、日中から夜にかけて円高が進行。午後9時半に発表された米2月個人消費のPCEデフレーターは予想通りの2.5%だったが、その後はNY株安とともに急激な円高が進行。節目の150円を割って終値は149円80銭だった。

ビットコイン

仮想通貨市場にもリスク回避波及

トランプ関税への懸念から仮想通貨市場でもリスク回避の動きが広がっている。28日早朝には1,320万円付近に留まっていたビットコインだが、その後は日中から夜にかけて一貫して売りが多く入り下落。29日未明には1,250万円台まで下がったものの、そこで下げは止まりその後は29日日中にかけて1,260万円を挟んで上下している。(注:チャートは米ドル表記です)

ゼネラル・モーターズ

関税懸念消えず続落

トランプ政権が自動車への高率関税を正式に発表したことで、27日のGM(ゼネラル・モーターズ)株は7.3%安の47.20ドルで終了した。そして一夜明けた28日になっても自動車業界の業績懸念は消えず、NY株式市場開始直後にGM株は一時3%下落。その後も市場終盤までマイナス圏での推移が続き、終値は1.1%安の46.68ドルだった。

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