Jan

全体的に動きの少ない1日

4日は海外では通常通りの営業だったが動きはあまりなかった。

経済指標の発表少なく動きもあまりない

4日は日本がみどりの日で市場が休場だったが、海外の株式市場や外国為替市場は通常通り取引が行われていた。しかし実際には経済指標の発表はあまりなく、株式・為替市場ともに全体的に動きのない1日だった。午前中には中国の4月製造業PMI改定値が発表されたが、予想を下回っていた。中国経済の減速感が鮮明になっているが、株式市場にはあまり影響はなかった。

今日の展望

今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。午後11時にアメリカの4月ISM非製造業景況指数が発表されます。

米ドル/円

ほとんど動かないまま

先週に120円台を回復した米ドル/円は、月曜も120円台からスタート。この日発表された米経済指標は3月製造業新規受注くらいで、予想の前月比2.0％増に対して発表は2.1％増だった。しかしこの指標にも米ドル/円は反応せず、4日は終日120円0～25銭の狭いレンジのみで推移。それ以上動きはなかった。

日本225（円）

国内は休場だが先物はわずかに上昇

国内株式市場がみどりの日で休場だったため、日経225平均の指数には4日は特に変化はない。ただシンガポールのSGXとシカゴCMEの日経225先物は通常通り取引されていた。先週は19,700円台で終了した日経225先物だが、中国の低調な製造業PMIなどを受けて日中のSGX先物はやや下落。一時19,600円付近まで下げた。しかし夕方以降の欧米株式市場は堅調で、CME日経225先物は19,750円付近まで上昇して5日朝を迎えた。

豪ドル/円

今日午後1時半に豪政策金利発表

オーストラリアの中央銀行・RBAが、今日の午後1時半に政策金利を発表する。今回は現行の2.25％から0.25％の利下げが予想されているが、一部に据え置きを予想する声もあり発表されてみないと分からない。豪ドルレートは発表の内容次第で大きく動く可能性もあるだろう。4日は政策金利発表前であることもあり、豪ドル/円レートは94円前後であまり動かないままだった。

WTI原油

米ドル高とイエメン空爆停止観測でやや下げる

昨日は米ドルが対ユーロで上昇。さらにサウジアラビアが現在イエメン過激派に対して行っている空爆を停止するという観測が一部で広がり、これらの材料を受けてNY先物市場の原油は1ドル程度下げた。しかしまだ58ドル台にあり、今年1～3月の40ドル台から見るとかなり再上昇しているのは確かだ。