27
Jan

今週は多くの政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

今週は主要国の政策金利発表が多くある。

カナダ、ニュージーランド、ユーロ圏の政策金利発表

今週は主要国の政策金利発表が多く行われる。9日水曜にはカナダの政策金利発表。10日木曜は早朝にニュージーランドの政策金利発表。夜にはECBの政策金利発表と続く。その中でも注目はECBの政策金利発表で、観測が高まっている追加緩和があるかどうかがポイントになる。また8日火曜には日本の第4四半期GDP改定値も発表される。

今日の展望

今日は午後12時にアメリカの労働市場情勢指数が発表されます。

日本225(円)

小幅続伸で終値17,000円を回復

前日のNY株式市場や原油が堅調に推移したことから、4日金曜の日経225平均は続伸。寄り付きは16,927円と前日終値よりやや低かったものの、場中にわずかながら上昇し終値は17,014円に。2月4日以来1ヶ月ぶりの終値17,000円台回復だった。夕方以降の先物の時間になると、米雇用統計の発表前後に多少上下したが全体的には緩やかに上昇し、一時17,100円台をつけた。

WTI原油

米石油掘削リグ減少で36ドル台に

産油国が生産水準凍結に動いていることから、2月後半以来原油のリバウンドが続いている。そして4日金曜には、アメリカの民間会社が国内の石油掘削リグ稼働数を発表。前週比8基減の392基で、11週連続減少となった。この統計などから4日のNY原油は上昇し、1月以来2ヶ月ぶりに36ドル台に到達。

米ドル/露ルーブル

原油高からルーブル高が続く

原油輸出国のロシア・ルーブルは、原油価格に大きく影響される。ルーブルは1月に1米ドル=83ルーブル付近まで下落し、2014年12月の通貨危機の再来も懸念された。しかしその後は原油価格の落ち着きにともなってゆっくりと上昇。3月4日には1米ドル=72ルーブル台までルーブル高になった。

米ドル/円

雇用統計発表後も明確なトレンドは生まれず

雇用統計発表前となった4日日中の米ドル/円は、113円台後半で推移。その後雇用統計が発表され数字は予想を上回る良好なものだったが、113~114円のレンジで多少上下したものの5日朝までに元の113円台後半に戻った。米ドル/円は1月~2月上旬の円高の後、112~114円のレンジでこう着状態になっている。

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