今週からアメリカが冬時間になる
今週からアメリカが冬時間に入るため、NY株式市場の取引時間や経済指標発表の時刻が日本時間でこれまでより1時間ずれることになる。例えば雇用統計はこれまで午後9時半に発表されていたが、次回からは午後10時半となる。欧州は先週から冬時間になっており、本格的な冬の到来が見えてきている。
今日は午後6時にユーロ圏の10月サービス業PMIが発表されます。
3日は日本が文化の日で祝日だったため、日本の株式市場は休場し日経225平均に動きはなかった。しかし海外の日経225先物は通常通り取引されており、3日朝は22,520円付近からこの日をスタート。その後は円安の進行やNY株式市場の上昇を受け、日中から夜にかけて緩やかに上昇。4日朝の先週終了時点では22,600円台だった。
米10月雇用統計が3日の午後9時半に発表され、予想より低い前月比26万1000人増という数字だった。発表前に114円付近にあった米ドル/円は、この発表を受けて一時数十銭下落したがすぐにリバウンド。その後午後11時に発表された10月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったために、今度は20~30銭上昇という米経済指標によってレートが動いた1日だった。
今月末にはウィーンでOPECの総会が開催される。そして焦点は協調減産が延長されるかどうかになるが、最近はサウジなど有力な産油国が延長に賛同しているという情報が広まっており、延長見通しが高まっている。そしてこの日発表されたアメリカの国内石油掘削リグ稼働数も減少し、これらの材料から4日未明になって原油が高騰し55ドル台後半に。この水準は2015年7月以来2年半ぶりの高値となる。
3日の午前9時半に、オーストラリアの9月小売売上高が発表。予想の前月比+0.4%に対し、発表は±0%だった。発表前は88円付近にあった豪ドル/円だが、小売指標が低調だったために発表後に30銭ほど急落。その後も豪ドル売りは先週終了付近まで続き、87円台前半で先週を終えた。
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