27
Jan

中国が旧正月期間入り

user 著者 鳥羽賢

今週は中国が旧正月期間入りする

中国の株式市場は数日間休場

今週は中国が旧正月期間に入り、株式市場が休場する。香港株式市場は8~10日の3日間休場。上海株式市場は8~12日と、5日間全てで休場となる。今週は波乱要因となる可能性のある中国株式市場が休場し、また重要な経済指標の発表も少ない。先週後半から続く株安の勢いが止まることが、多少は期待できるかもしれない。

今日の展望

今日は午後12時にアメリカの1月労働市場情勢指数が発表されます。

日本225(円)

前日NY上昇も円高で下げ

前日4日のNY株式市場は上昇したが、為替市場で円高が116円台まで進行。それを受けて5日の国内株式市場は軟調な展開になり、日経225平均の寄り付きは16,790円と前日より200円以上安くスタート。後場には一時16,600円台もつけたが、その後多少リバウンドして終値は16,819円だった。夕方以降の先物の時間になると、NY株式市場が下げたことからCME日経225先物が一時16,400円台まで下落。

米ドル/円

雇用統計後に多少変動も元の水準に戻る

前日に116円台まで円安が進み迎えた雇用統計発表の5日だが、雇用統計発表前とあって朝から夜にかけて116円台後半でほぼ横ばい。そして雇用統計が発表されると、一瞬だけ上下1円ほど振れた後、発表前とほぼ同じ116円台後半に戻り、そのまま先週を終えた。雇用統計発表の日には珍しく、あまり動かない時間が多い相場だった。

大豆

ブラジル・アルゼンチン豊作観測で下げる

大豆の生産国であるブラジルとアルゼンチンで今期は豊作になるとの観測が広がり、5日は値を下げた。ブラジルは最近豊作観測が広がっており、またアルゼンチンも天候改善の予報で収穫見通しが改善された。これらの要因からシカゴの大豆は5日になって前日の870セント台から860セント台に下落した。

米雇用統計後にやや乱高下

米雇用統計発表前の5日日中は、NY金が1,150ドル台で小動き。そして雇用統計が発表されると、一時1,140ドル台に下げた。しかし低調な雇用統計から早期利上げ観測がまた遠のき、無利子資産としての金の価値が相対的に上昇。そのため金に買いが入って反騰し、1,170ドル台で6日朝を迎えた。同じ貴金属銘柄のプラチナは、雇用統計後に多少上昇し910ドル近くに。

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