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27
Jan

アジアの株式市場が下落

user 著者 鳥羽賢

18日はタイの爆弾テロ事件を受けてアジア各国の株式市場が下落した。

中国初めアジア各国が下げる

18日にはアジア各国の株式市場が軟調だった。中国では上海株式市場で上海総合指数が6%ほど下げたが、これはタイの爆弾テロとはあまり関係がなく、当局が株価対策を終了させるのではないかという見通しが広がったためと見られる。そして爆弾テロが起こったタイの株式市場では主要指数のSET指数が2.5%安など、他国も軒並み下げた。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの7月CPIが発表されます。20日午前3時にFOMC議事要旨が公表されます。

日本225(円)

中国株式市場の影響で午後以降下落

前日のNY株式市場が上昇したことを受け、18日の国内株式市場は前場は好調。日経225平均が20,640円と高く寄り付いた後、その付近で推移していた。しかし午前11時頃から上海株式市場の下げの影響から下げに転じ、終値は65円安の20,554円だった。夕方以降の先物の時間になると欧米株式市場がパッとしない動きをしたことから日経225先物は下げ、19日朝には20,400円台になった。

ポンド/円

インフレ指標良好でポンド急騰

イギリスの7月CPI・PPIが、昨日の午後5時半に発表された。7月CPIは、前年同月比で予想の±0%に対し発表は0.1%上昇だった。またPPIは予想0.2%上昇、結果0.3%上昇だった。どちらも前月より改善しており、良好なインフレ関連指標が発表されたことからポンドが急騰。ポンド/円は発表前の193円台後半から発表後に195円台前半まで上昇した。

米ドル/トルコリラ

リラが連日の最安値更新

与党が連立政権を組める見通しが立たず解散再選挙の可能性が高まっているトルコだが、政局混迷を受けてリラが連日対米ドルで最安値を更新している。17日に1ドル=2.87リラまで下落したのに続き、18日には2.9リラ付近まで安くなり2005年のデノミ以降の最安値をつけ続けている。

WTI原油

米原油在庫減少予想で上げる

下落トレンドが続くNY原油は、日本時間の19日朝にはまた41ドル台前半の今年最安値水準まで下落。しかしその後は、翌日に発表される米週間原油在庫で前週比80万バレル減少になるとの見通しから、上昇に転じた。また最近の下げからのリバウンドもあり、一時42ドル台後半まで到達した。

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