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24
Jul

NY株式市場はこう着状態

user 著者 鳥羽賢

23日のNY株式市場は大きな動きがなかった。

今週後半の材料待ちか

23日夜には複数の米経済指標が発表され、軒並み予想を下回った。しかしNY株式市場は今週後半に発表される米第2四半期GDPや6月個人消費のPCEデフレーター、さらにG20財務相・中銀総裁会議など重要イベント待ちもあり、材料難な1日に。ダウ工業平均は前日終値を中心とした上下約100ドルずつの狭いレンジで推移し、終値は57ドルの小幅安だった。

今日の展望

今日は午後10時45分にカナダの政策金利が発表されます。午後11時にアメリカの6月新築住宅販売件数が発表されます。

日本225(円)

円高受け続落

先週後半以降為替が円高に転じたことで、東京株式市場は売られやすい地合が続いている。前日のNYダウは127ドル高で終わり、その流れからこの日の日経225平均は265円高の39,864円で寄り付き。しかし軟調な地合はこの日も続き、前場に前日終値付近まで下落した後、後場は前日終値付近で停滞。終値は5円安の39,594円だった。夕方以降の先物はしばらく場中終値付近で推移していたものの、24日未明には一時39,300円まで下げた。

米ドル/円

円高続き155円台前半

先週半ばに日米の要人が相次いで円高・米ドル安を促す発言をしたことで、その後為替は円高が続いている。23日朝方には1ドル=157円だったレートは、日中から夜にかけて円高が進行。午後11時には米7月リッチモンド連銀製造業指数と6月中古住宅販売件数が発表され、どちらも予想を下回った。これらの指標には大きく反応しなかったがその後も円高は止まらず、24日午前中には155円台前半をつけている。

トルコリラ/円

トルコ政策金利は据え置き

トルコ中銀が23日午後8時に政策金利を発表し、予想通り50%のまま据え置きだった。これでトルコの金利据え置きは4月以降4ヶ月連続。23日朝方には1リラ=4.8円だったトルコリラ/円は、この日の円高トレンドを受け政策金利発表前までに4.78円付近まで円高に。政策金利発表は予想通りで大きな反応はなかったものの、その後も緩やかながら円高が続き24日朝には4.76円台をつけた。

カナダドル/円

24日夜に加政策金利発表

24日午後10時45分にカナダの政策金利発表が予定されており、0.25%の利下げをして金利を4.5%にすると予想されている。政策金利発表前となった23日のカナダドル/円は、朝方には1加ドル=114円だったがこの日の円高トレンドとともに日中から夜にかけて一貫して円高・カナダドル安が進行。24日未明になっても円高は続き、24日朝には5月上旬以来のカナダドル安水準となる112円80銭をつけた。

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