週明け16日もNYダウは下落した。
先週発表された米インフレ指標が予想と同じ、または上回るものだったことで、米長期金利は週明け16日に4.4%付近まで上昇。金利高を警戒して16日のNYダウは先週に続いて軟調な展開となり、中盤まで前日終値付近での推移が続いた後終盤に下落して110ドル安で終了。先々週から数えて8営業日連続安となった。一方NASDAQ総合指数は堅調な動きが続き、247ポイント高の20,173で終了して史上最高値を更新した。
今日の展望
今日は午後10時半にアメリカの11月小売売上高が発表されます。
先週金曜のNYダウは86ドル安で終了し、週明け16日の東京市場では日経225平均が81円高の39,551円で寄り付いた。しかし今週は日米の政策金利発表がありその様子見ムードが強く、目立った動きのない相場が継続。前場に一時39,600円台まで上昇したもののその後は後場にかけて緩やかに下落して、終値は13円安の39,457円だった。夕方以降の先物は午後9時頃から上昇して一時は39,700円台をつけた。
先週発表された米インフレ指標が予想を上回ったことで今後のFRBの利下げが減速されるとの観測が高まり、その後米長期金利高が続いている。米ドル/円は週明け16日日中には1ドル=153円台後半で推移していたが、米長期金利が4.4%付近まで上昇したことを材料に午後3時頃から円安が進行。約3週間ぶりに154円を突破したものの、夜に発表された米景気指標の一部が予想を下回ったこともあり17日未明は154円台前半で落ち着いた。
西アフリカの生産国であるガーナやコートジボワールで来期の生産量が落ち込むとの観測を背景に、ココア価格は上昇が続いている。先週を1トン=11,200ドル台で終えたNYココアだが、16日は序盤から大きく上昇。市場中盤には11,900ドルをつけ、4月以来8ヶ月ぶりに史上最高値を更新した。
トランプ氏が日本時間の16日早朝にTVインタビューで「米政府にビットコインの備蓄制度を導入する意図はありますか?」と質問され、それに対して「ある」と回答した。16日未明は1,580万円付近で推移していたビットコインだが、この発言を材料に16日朝方に急騰して史上初めて1,600万円を突破。日中は大きく動かなかったものの、午後11時頃からまたまとまった上昇があり1,660万円をつけて再度最高値を更新した。(注:チャートは米ドル表記です)
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