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Jul

NYダウが7営業日ぶりに下落

user 著者 鳥羽賢

18日のNYダウは533ドル安だった。

利益確定や米中懸念で売り

前日までダウ工業平均が6営業日連続で上昇し最高値を何度も更新してきたNY株式市場だが、18日は米政府が中国への半導体輸出の規制を検討しているとの動きが売り材料となった。また前日までの反動で利益確定売りも増え、半導体株を中心に多くの銘柄が下落。ダウは序盤一時前日比プラス圏だったもののその後は下げが続き、7営業日ぶりのマイナスとなる533ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後3時にイギリスの6月小売売上高が発表されます。午後9時半にカナダの5月小売売上高が発表されます。

日本225(円)

高寄り後下落

前日のNYダウは243ドル高で終了。その流れからこの日の東京株式市場では日経225平均が424円高の40,521円で寄り付いたものの、前日に円が急騰してさらに18日朝方も円高に動いたことから寄り直後に40,200円台まで下落。その後は前場から後場にかけて40,200~300円を中心としたレンジで推移し、引け直後に再度まとまった売りがあり終値は29円高の40,126円だった。

米ドル/円

朝方に一時155円台

17日に米のトランプ元大統領や日本の河野デジタル相が為替に大きく影響する発言を相次いで行ったことで、18日早朝までに1ドル=156円台前半まで円高が進行。そして午前8~9時頃にまた大きな円高の動きがあり、約40日ぶりに155円台前半をつけた。しかし155円台には長く留まらず数時間後には156円を回復し、その後は日中から夜、そして19日未明にかけて円安が継続。19日朝方までに157円台半ばまで戻ってきた。

ユーロ/円

ECBが政策金利を据え置く

ECBが18日午後9時15分に政策金利を発表。前回・6月の会合で今年初の利下げを発表したECBだが、今回は大方の予想通り据え置いた。また同時に発表された声明やその後のラガルド総裁での会見では、次回・9月とそれ以降の会合時の利下げについて「データに基づき都度判断する」と未定であると述べていた。18日朝方の円高で一時1ユーロ=170円付近まで下落してきたユーロ/円はその後円安に転じ、ECBの発表やラガルド総裁の会見内容はほぼ予想通りで大きく反応しなかった。

リップル

100円近くまで上昇後下げる

仮想通貨市場は14日頃から上昇が続き、リップルは特に上昇率が際立っていた。10日時点では70円だったリップルはその後暴騰し、18日朝方には100円に接近した。しかしこれまでの上がり過ぎの反動で18日日中以降は下げが続き、午後2時過ぎには数円下落。19日未明には89円前後で推移した後、朝方に再度まとまった売りがあり一時は85円台をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)

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