24日もNYダウは140ドル下落した。
米では大手企業の7~9月期決算発表ラッシュが始まっており、24日のNY株式市場開始前にテスラやボーイングなどが発表した。そのような状況だが24日夜に発表された米新規失業保険申請件数や9月新築住宅販売件数などは予想を上回る良好な数字だった。良好な経済指標を受けてFRBの追加利下げ観測が後退し、NY株式市場はこの日も軟調な展開が続きダウ工業平均は140ドル安で終了。今週は4日連続安となった。
今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの9月耐久財受注が発表されます。
米長期金利高などを受け前日のNYダウは410ドル安で終了し、その流れからこの日の東京市場では日経225平均が300円安の37,804円で寄り付き。寄り直後に一旦37,700円台まで下がったものの前場に数百円急上昇して38,000円台を回復。後場になると38,000円台で安定推移し、終値は39円高の38,143円だった。夕方以降の先物はやや軟調な展開が続き、午後11時頃には一時38,000円を割ったがその後反発した。
米ドル/円は23日日中から夜にかけて急激な円安になり1ドル=153円を超えた。そのまま24日朝方まで152円台後半の円安水準に留まったものの、日本時間の24日朝頃にワシントンにいる加藤財務相が円安について「注視していく」とけん制する発言を行った。この発言で円買いが増えて日中は一貫して円高が進行。夜までに151円台まで後退し、25日未明はそのまま151円台に留まった。
テスラが日本時間24日早朝に7~9月期決算を発表し、売上高が前年同期比8%増の252億ドル。純利益が同17%増の21億7000万ドル(GAAPベース)という良好な内容で3四半期ぶりの増益決算だった。前日を213.65ドルで終えていたテスラ株は、この決算を好感して24日は序盤から10%以上の上昇。買いは中盤から終盤まで続き、22%高の260.48ドルで終了した。
NY原油は24日日中には上昇が続き午後には一旦72ドルを超えた。だがその後、米が中東停戦のためにイスラエルと交渉を再開するとの報道が流れた。停戦期待の拡大が原油売り材料となり、夕方過ぎからは原油売りが大きく増加。下げは5~6時間ほど続き25日午前1時頃には70ドルを割って69ドル台をつけたが、そこから反発し25日朝方までには70ドル付近で落ち着いた。
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